宇宙へ

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  • 配信話数 : 全4話(配信中1話~4話)
  • 配信期間 : 2009/01/30 ~ 2011/01/29[期間限定]
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【あらすじ】

宇宙を飛び立つ―それは長い間夢物語に過ぎなかった。しかしその夢を実現するためにすべての情報をかたむけた二人の科学者がいた。ひとりはセルゲイ・コロリョフ。矯正収容所からソビエトの宇宙開発のため釈放された。彼のライバルはベルナー・フォン・ブラウン。先見の明を持った宇宙のパイオニアだが、ナチ党員という過去を背負っていた。二大国の争いに巻き込まれていく二人の夢…二人は技術の限界にしばられることなく未来を描いていた。人類史上最大の挑戦―勝者はどちらかひと・・・。

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宇宙へ 第1回 「ロケット開発」

第1話 第1回 「ロケット開発」

ロケットの開発に人生のすべてを捧げているフォン・ブラウンは、ロケットの研究開発を続けさせてくれそうだという理由から、アメリカへ投降することを選ぶ。しかしフォン・ブラウンは、ナチスの党員であり、親衛隊の隊員だったという過去を負っていた。アメリカへと渡ったあと、この過去がフォン・ブラウンを苦しめることとなる。一方、ソ連がアメリカに対抗するために白羽の矢を立てたのが、セルゲイ・コロリョフであった。コロリョフは、スターリンの大粛清によって無実の罪で矯正労働収容所に入れられていた。釈放されたコロリョフは、ロケットエンジンの天才グルシュコや、フォン・ブラウンとは袂を分かったドイツ人科学者のグロトルップらと協力して、新型ロケットを開発、打ち上げ実験を成功させる。第二次世界大戦後、世界は米ソを二極とする冷戦に突入したが、宇宙開発においても冷戦が始まっていたのであった。そしてその初期、リードしたのはコロリョフが率いるソ連であった。

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宇宙へ 第2回「衛星開発」

第2話 第2回「衛星開発」

ソ連軍部のネデリン司令官は、コロリョフに、水爆の弾頭を搭載できるロケット(ミサイル)を開発するよう命じる。コロリョフは、R7ロケットの開発に着手する。一方、アメリカでは、フォン・ブラウンが活躍の場を与えられずに苦悩していた。アメリカ軍は宇宙開発にそれほど興味がなく、フォン・ブラウンたちへの扱いも冷たかった。そのため、フォン・ブラウンは唯一興味を示してくれたウォルト・ディズニー・スタジオに頼み込み、テレビ出演し、宇宙開発の重要性を直接アメリカ国民に訴える。コロリョフは、R7開発に当たり、エンジン開発をグルシュコに依頼する。コロリョフとグルシュコの間には確執があったが、二人はそれを乗り越えて協力することにする。巨大なロケットとなるR7のために、バイコヌール宇宙基地が作られた。コロリョフはR7ロケットを軍用に使うだけではなく、人工衛星の打ち上げにも利用しようと考える。しかし、ソ連の宇宙開発はあくまでも軍事優先であり、人工衛星開発にはゴーサインが出なかった。アメリカのフォン・ブラウンも、衛星製造になかなか関わることが出来なかった。しかし、ついにフルシチョフがコロリョフの要請を入れ、衛星開発を許可する。フルシチョフの後押しを得たコロリョフは、エンジントラブルなどを乗り越え。人工衛星開発をめぐる競争でフォン・ブラウンをリードし、1957年10月4日、ついに人類初の人工衛星スプートニクを地球を周回する軌道に打ち上げることに成功、11月3日には宇宙犬ライカを乗せたスプートニクを打ち上げる。ソ連の成功に衝撃を受けたアメリカは、ようやくフォン・ブラウンのチームを重用する気になる。そして1958年1月31日、フォン・ブラウンは人工衛星エクスプローラ一号を打ち上げることに成功。米ソの宇宙開発競争はますます激しさを増していく。

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宇宙へ 第3回「有人宇宙飛行」

第3話 第3回「有人宇宙飛行」

1959年に入り、米ソは「世界初の有人宇宙飛行」をどちらが先に達成するかを競い合う。それまでソ連にリードを許していたアメリカはNASA(アメリカ航空宇宙局)を設立、「マーキュリー計画」を立て、ソ連を猛追し始めた。しかしそれでも、先に有人宇宙飛行に成功したのはソ連であった。1961年4月12日に、ボストーク1号でユーリ・ガガーリン少佐が地球を一周、見事に生還したのである。だがアメリカも負けてはいなかった。ひと月も経たない5月5日に、フリーダム7でアラン・シェパード中佐が有人宇宙飛行に成功。アメリカの新大統領ケネディ大統領は「アメリカは10年以内に月へ行く」と就任演説でぶち上げる。一方、東ベルリンでは「ベルリンの壁」が作られ、冷戦の激化と共に、核戦争勃発の危機が迫ってきていた。

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宇宙へ 第4回「月面着陸」

第4話 第4回「月面着陸」

アメリカの宇宙開発を率いるフォン・ブラウンはサターン・ロケットで、コロリョフはN1ロケットで、人類初の宇宙遊泳、有人月周回飛行、そして月面着陸を狙っていた。しかし、アメリカ政府とNASAのバックアップを受けているフォン・ブラウンと違い、ソビエトの共産党指導部はコロリョフを必ずしも予算面で優遇しなかった。そのため、ソビエトは新しい技術の開発よりも、すでにある技術をフルに活用するしかなかった。フォン・ブラウンのサターン・ロケットは打ち上げに必要な推力を大型エンジン五基で得ていたが、コロリョフのN1ロケットは従来の小型エンジンを24個(後に30個)も使っていた。新しい技術である大型エンジンを開発する予算がなかったからである。しかし、そのような苦境にあっても、コロリョフはまたしても偉業を成し遂げる。1965年3月、レオノフが人類初の宇宙遊泳に成功したのだ。ようやく党指導部から予算をもらい(と言っても希望の半額だったが)、コロリョフはN1ロケットの製造に着手する。彼が月面着陸のために作ったカプセルはソユーズであった。しかし健康を害し、1966年1月、死亡。20年間その存在を伏せられていたコロリョフだったが、ブレジネフにより世界中に名前が明らかにされ、生前の業績を称えられ、赤の広場で国葬される。しかし、コロリョフを失い、続いてガガーリンをも飛行機事故で失ったソビエトの宇宙開発は迷走した。コロリョフの後を引き継いだミーシンでは力不足だったのである。一方、フォン・ブラウンはジェミニを開発、続いてアポロ計画にまい進する。そして1968年12月、アポロ八号で初の有人月周回飛行に成功。ついにソビエトを追い抜いたのである。1969年7月にはアポロ11号で人類初の月面着陸にも成功。星条旗が月面に翻った。その後、フォン・ブラウンも1972年にNASAを去り、その5年後、ガンで他界する。

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詳細情報

スタッフ
制作:BBC(イギリス)
制作:チャンネルワン ロシア(ロシア)
制作ナショナル ジオグラフィック チャンネル(アメリカ)
制作:NDR(ドイツ)
日本語版監修:渡辺勝巳(宇宙航空研究開発機構)
キャスト
声の出演:谷口節
声の出演:森田順平
声の出演:石塚運昇
その他の情報
レビュー
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