第1話「バンコクの夜」
小学生のスヒョンは、検事の母ギョンファと共にタイで暮らしている。スヒョンは偶然バスで出会ったアリ(ジウ)に一目惚れしてしまい、2人はいつしか仲良くなる。韓国の諜報員である父親の同僚ジュンホが、青幇(チンバン)を捕らえにタイへやってきた。アリは両親が離婚するので韓国に行ってしまう。ギョンファは1年間捜査をしていた青幇の麻薬取引現場を押さえるが失敗し、手首に刺青を入れた男に、息子スヒョンの前で殺されてしまう。
第2話「三角関係のはじまり」
死んだ父親の同僚ジュンホの家族に引き取られたスヒョンは、ジュンホの息子ミンギと兄弟同然に育てられる。大学卒業後、二人は国家情報院(NIS)に首席で入る。空港研修で美女にみとれるミンギ。一方、スヒョンは容疑者役を逮捕する。ある日、展覧会に出かけるミンギとスヒョン。空港で見かけた美女ジウに再会してミンギは大喜び。そんなミンギに代わって、ジウとの待ち合わせ場所に向かうスヒョン。そこで待っていたのは、幼き日を共に過ごしたアリ(ジウ)だった。
第3話「よみがえる悪夢」
ジウの養父、ソ・ヨンギルのもとにジウの実の父親マオが現れる。 マオは13年前にジウの母親と別れたのはヨンギルのせいだと恨み、「代償を払え」と迫る。一方、ジウはスヒョンへの気持ちを募らせ始めるが、スヒョンにいい友達だと言われ落ち込む。また、国家情報院では、マオたち国際犯罪組織、青幇(チンパン)と韓国組織の接触現場に潜入捜査を開始しようとしていた。
第4話「因縁の対決」
スヒョンは国家情報院をクビになった後、自らの手でマオを捜し出すためバンコクへやってきた。だが彼を想うジウもバンコクについて来る。なんとかマオと接触したいスヒョンは青幇(チンパン)の中堅ボス、トニーに近づこうと、韓国のミンギに情報院の資料を盗んでくれと電話をする。その後、トニーを追ったスヒョンからの連絡が途絶えてしまい、ジウは心配になる。
第5話「復讐のために」
無事韓国に戻ってきたスヒョンは、チョン部長から潜入捜査官となり、青幇(チンバン)に潜り込むことを提案される。養父ジュンホは猛反対するが、スヒョンは任務を引き受けてしまう。潜入捜査のためスヒョンは死んだことになった。ミンギとジウは悲しみに明け暮れる毎日。ミンギはスヒョンがいた海外1課に異動することになる。ピョンは「ロードランナー作戦」に参戦する。ジウは2年たった今でも、スヒョンを忘れられなかった。
第6話「潜入捜査開始」
マオがムエタイの試合を観戦すると聞き、試合に出場するスヒョン。試合に負けたものの表彰式でトニー一派に命を狙われたマオを間一髪のところで救う。一方、捜査で大活躍をするミンギは海外1課の一員として充実した日々を送る。マオのボディーガードとなったスヒョンは、青幇(チンバン)の一員として帰国する。合法事業を推進する青幇と麻薬取引を再会したいクモ組の間に亀裂が生じる。傷心の日々を送るジウはスヒョンの墓の前に時計を置いて立ち去る。
第7話「呪われた運命」
クモ組がヨンギルの会社と手を組みフィリピンからの麻薬密輸を企んでいることを知ったマオは、ヨンギルにチョン会長と手を切るように忠告する。マオのアルバムを見たスヒョンは、ジウがマオの娘である事実を知り愕然とする。マオからジウのボディーガードを命じられたスヒョンは、ジウの拉致を謀るサンシク一派と銃撃戦の末、車ごと海に転落する。海岸で倒れているところを助けられたスヒョンは、行方を追ってきたサンシクに捕まってしまう。しかし、スヒョンは事故のショックで記憶を失っていた。
第8話「記憶の彼方へ」
ジウを助けようとして事故に遭ったスヒョンは、記憶をなくし、そのまま青幇(チンバン)の一員として生きていく。もちろん潜入捜査のことも覚えていない。クモ組と対立した青幇はハメられそうになるが、裏をかいてチョン会長を始末することに成功する。マオはジウに会いに自宅を訪ねるが、「私の父は1人しかいない」と告げられる。その時、マオの運転手として来ていたケイと、顔を合わせてジウは驚きを隠せなかった。
第9話「父の想い」
カン室長は捜査の過程で、ジウがマオの実の娘であることを知り驚く。ジウはスヒョンに瓜二つのケイに出会うが、スヒョンを感じさせる人物ではなかった。改めてスヒョンの死を実感する。カン室長はケイを見つけるが、逃げられて記憶喪失を疑う。ミンギとの結婚を決意して家を訪ねてきたジウに、マオのことで結婚は無理だと伝える。そして青幇(チンバン)の取引現場でスヒョンに、お前はケイではないと話しかけるが…。
第10話「冷酷な男」
ジュンホ殺害の容疑で逮捕されたスヒョンの釈放を求め、マオはチョン部長と密会する。リゾート施設の投資家会議に現れたマオは、投資の見返りとして船で麻薬を運ぶようにヨンギルに求める。マオにとって都合よく仕組まれた話に反発したパク社長一派は、青幇(チンバン)一味を襲撃。マオをはじめ、ジウとリゾート施設を訪れたスヒョンも襲撃される。一方、内勤を言い渡されたものの、青幇の企みを探るためパク社長の尾行を続けていたミンギは、パク社長を拘束するが、自白を撤回され身柄を逃してしまう。
第11話「隠された真実」
ジウとケイとミンギの3人は“タイランド”で鉢合わせになる。ケイのせいでミンギとジウはけんか別れに。ジウはケイがスヒョンと別人だと知りながらも、姿を重ねてしまう。青幇(チンバン)の捜査から外されたミンギは、ケイに狙い定め、ピョンやミョンジェと共に極秘捜査を始める。捜査過程で、ジウがマオの実の娘だと知ることになる。海外1課は埠頭で取引現場を押さえようとするが失敗に終わる。ジウの勤務先に麻薬が運ばれたと確信しているミンギは、絵画の搬入先に乗り込むが証拠は出なかった。
第12話「解けていく謎」
ジウは輸入した美術品の1体が模造品と知り、麻薬密輸の可能性を知る。ソ・ヨンギルは、ミンギの捜査協力の依頼を拒否する。しかし娘のジウに責められ、秘密資料を渡す。チョン部長にスヒョンと呼ばれ動揺したケイは、マオ会長との信頼を確認する。しかし映像でスヒョンの腕時計を見て、ケイはさらに疑念を抱く。チョン部長に諜報員として教育される映像を見せられ、混乱の極に達する。ケイは青幇(チンバン)から抹殺命令が出たソ・ヨンギルの暗殺を志願する。
第13話「絶望の果てに」
スヒョンが記憶を取り戻したことを知ったドンソクは、偽造パスポートを用意し逃亡の手助けをする。しかし出国間際、スヒョンはチョン部長に捕まってしまう。スヒョンは、実父ドンジョもまた、マオの手により殺されたことを知る。チャン会長からスヒョンの始末と韓国撤退を言い渡されたマオは、チャン会長を殺害し青幇(チンバン)の実権を握る。スヒョンを尾行していたミンギは、青幇に捕まり大量の麻薬を飲まされる。意識がもうろうとするなかミンギはスヒョンの名を呼ぶ。
第14話「裏切り者の正体」
ケイの尾行をしていたミンギは青幇(チンバン)に捕まり、麻薬を飲まされ殺されそうになるが、スヒョンが助け出す。もうろうとするミンギに、ケイは自分がスヒョンであることを告げ、隠れ家に連れて行く。スヒョンの両親をマオに殺されたと知ったミンギは、協力を申し出る。一方マオは、ミンギが生きていると知りケイを疑い始める。スヒョンは、サンシクとムン理事に陥れられ、殺されそうになるがジウに助けられる。ジウが「スヒョン」と呼んでしまい、正体がバレそうになる。
第15話「危険な賭け」
ミンギの助けで脱出した、スヒョンとジウは語り合う。ジウのためにミンギを助けたと知り、ケイはマオの信頼を取り戻す。ミンギは捕らえた国家情報院 (NIS)内のマオのスパイを利用して、マオに偽情報を与える。麻薬取引は慈善競売を装った会場で行われた。スヒョンは麻薬製造施設の位置情報を得て、国家情報院が急襲する。スヒョンを銃で狙うサンシクに、ピョンが飛び掛かる。ミンギがサンシクを射殺するが、ピョンの死に悲しみにくれる。
第16話「最後の闘い」
国家情報院(NIS)は麻薬取引現場を押さえ、逮捕までこぎつけるが、肝心のマオ一味は逃してしまう。スヒョンは、逃げるマオに銃口を向けるが失敗に終わる。スヒョンは隠れ家から、青幇(チンバン)の資金情報が入っているメモリーを盗み出し、国家情報院に渡す。そのことに気付いたマオは、初めてケイがスパイだと確信する。マオはケイを呼び出し始末しようとするが、腕時計にまつわるいきさつを知ることになる。スヒョンの父ドンジョは、マオの親友だったのだ。事実を知ったマオは、自ら命を絶つ。