年上の憧れの人は不敵に笑って、私にキスをした。
甘く、噛み痕を残すように、私の想いには、応えてくれないくせに。
“普通”の女子大生として暮らして、“普通の恋愛”をしたいと思っているすみれ。
それなのに、すみれの祖父の部下・漆戸藍祐が、
護衛と称して男の人と会うたびにしつこく邪魔をする。
そして、キス以上のことを教えてきて――…。
「…――本当は昔から大好きな藍祐に振り向いてほしいのに……。」
でもきっとこの恋は叶わない。
すみれの祖父はヤクザ・龍桜組の組長で、藍祐はその忠実な部下――…。
だから、だから、私は