家栽の人
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全15巻配信中

家栽の人

▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。

著者・作者
ジャンル
出版社
小学館
レーベル
ビッグコミックス
掲載誌
ビッグコミックオリジナル
配信数
全15巻
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  • 家栽の人(1)
    家栽の人(1)

    ▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。

  • 家栽の人(2)
    家栽の人(2)

    ▼第1話/ブナ▼第2話/サネカヅラ▼第3話/ツバキ▼第4話/冬芽▼第5話/シクラメン▼第6話/ヒトリシズカ▼第7話/アザミ▼第8話/カリン▼第9話/スミレ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/桑田の元に一組の夫婦の離婚問題が持ち込まれてきた。それは彼の既知の刑事、細川右近夫婦の件であり、仕事熱心のあまり妻の心を思いやることができなかった細川に問題があった。妻の心が理解できない細川に桑田は「家庭を不幸にするための罪は、たったひとつで十分なのだ」と言う。その罪に気づいた細川に妻から執行猶予が与えられる……(第2話)。▼相変わらずひとつひとつの事件に丁寧に関わる桑田が所属する緑山家庭裁判所に、新しい所長が転任してくる。優秀であるのに出世願望のない桑田を理解できない新所長だったが……(第9話)

  • 家栽の人(3)
    家栽の人(3)

    ▼第1話/カタクリ▼第2話/ワサビ▼第3話/ユリ▼第4話/リンドウ▼第5話/イチジク▼第6話/イチョウ▼第7話/福寿草▼第8話/ヒメリンゴ▼第9話/ケヤキ▼第10話/ハマボウフウ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/緑山家庭裁判所にひとりの司法修習生、加藤が研修にやってくる。検事を目指す彼は、桑田とともにひとつの少年事件に関わることで裁判官の仕事の魅力を感じ始める……(第1話)。▼そして、春の異動の時期、桑田のもとにエリートコースである最高裁の調査官への異動の要請が来る。しかし彼はまたしてもそれを拒否。桑田が転任を希望したのは、緑山市よりも更に小さい町である春河市の地方家庭裁判所だった(第10話)。

  • 家栽の人(4)
    家栽の人(4)

    ▼第1話/クリスマスローズ▼第2話/コスモス▼第3話/アジサイ▼第4話/ハエジゴク▼第5話/ガジュマル▼第6話/冬虫夏草▼第7話/ホウセンカ▼第8話/ホオノキ▼第9話/スイセン  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/新しい勤務地の春河で、着任早々、桑田はある少年の窃盗事件に関わることになる。担当の調査官の渋谷は熱血漢だが、事務的に仕事をしがちな裁判官に不信感を持つ男だった。しかし桑田は違っていた。バイクを盗んだという少年の、それは自分の意志ではなく脅かされてやったことだったという真実を導き出す桑田に、驚きを隠せない渋谷だった(第2話)。

  • 家栽の人(5)
    家栽の人(5)

    ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/年末の御用納めの忘年会準備に忙しい春河地家裁。その最中に、調査官の今西は、桑田が扱ったある兄弟の相続問題を思い出す。それは父親が死んで、三人の兄弟に残されたたった一軒の家をめぐる問題だった。家を売って手に入る金を均等に分けようとする兄弟に、家を残してはどうかと提案し、そしてその家の庭先のピラカンサの木にこだわる桑田。結局は家を売ってしまう兄弟だったが、更地になったその土地を訪れて故郷を失ってしまったことに気づく。桑田はピラカンサの話をすることで故郷の家の大切さを訴えていたのだ……(第1話)。▼ある時、桑田は近所を散歩していて盆栽師の松門と親しくなる。彼は自分の孫のことで悩みを抱えていた。しかし桑田の助言により、壊れかけていた松門の家庭を建て直すきっかけが生まれる(第2話)。

  • 家栽の人(6)
    家栽の人(6)

    ▼第1話/ローズマリー▼第2話/ネコヤナギ▼第3話/トリカブト▼第4話/クチナシ▼第5話/ビワ▼第6話/ヒマワリ▼第7話/モミジ▼第8話/ハス▼第9話/イネ  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)●あらすじ/以前、桑田がいた緑山家庭裁判所から桐島宏美が特例判事補として春河に転任してくる。彼女が最初に担当したのはある夫婦の離婚調停だった。妻からの離婚の申し立ては決定的な理由に欠けるものだったが、桐島は離婚に賛成し、妻の方に離婚後にどう生きるのかを考えて欲しいと伝える(第1話)。▼そしてまた、別の夫婦の離婚調停が今度は桑田の元に持ち込まれてくる。桑田のやり方に反発を覚える桐島だったが、ネコヤナギという桑田が持ち込んだ小道具がきっかけで、その夫婦が抱える本当の問題が露になったことを知る桐島だった……(第2話)。

  • 家栽の人(7)
    家栽の人(7)

    ▼第1話/キク▼第2話/アケビ・前編▼第3話/アケビ・後編▼第4話/ヒメムカシヨモギ▼第5話/マユミ▼第6話/サザンカ▼第7話/ティランジア▼第8話/シャラ▼第9話/ナンテン  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/桑田の元にある一家の相続問題が持ち込まれてきた。病死した父親の遺言書が3人兄弟の長男に多く遺産を与えるものだったため、次男が不服を申し立てていたものだった。しかし、調停中に次男が「兄が父を殺したのだ」と言いだしたため、単なる相続問題が意外な展開を見せることになる。しかし、桑田は次男の証言に嘘があることを見抜いていたのだった……(第2、3話)

  • 家栽の人(8)
    家栽の人(8)

    ▼第1話/チゴユリ▼第2話/ベゴニア▼第3話/モモ▼第4話/タラノキ▼第5話/バラ・前編▼第6話/バラ・後編▼第7話/ハルノノゲシ▼第8話/オジギソウ▼第9話/トキワハゼ  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/母親の遺産をめぐって丸一年、調停がまったく進まない家族があった。2人の兄弟とそれぞれの妻を含めた4人の欲が渦巻くなかで、長男の娘である少女がただ一人祖母の死を悲しみ、心を傷めていた。桑田はその少女の心を優しくすくいとってやる(第1話)。▼ある時、少年による強姦殺害事件が桑田の元に持ち込まれる。犯人である少年の残忍さには担当調査官の今西でさえ匙を投げかけていた。しかし、少年のふてぶてしい態度の裏には、わざと悪役を演じようとしている意図があることを桑田は見抜く……(第5、6話)。

  • 家栽の人(9)
    家栽の人(9)

    ▼第1話/モウソウチク▼第2話/ヤマモモ▼第3話/ゴヨウマツ▼第4話/ナンテンハギ▼第5話/サルスベリ▼第6話/アシ▼第7話/アカマツ▼第8話/カワラナデシコ▼第9話/オナモミ  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/仕事の合間をぬって今日も散歩に出かける桑田に、支部長の目黒は「散歩がそんなに楽しいのか」と声をかける。「ええ。今日は何かいい予感がするんです」と答えて出かける桑田だったが、その散歩中、顕微鏡で昆虫を一心に見つめる風変わりな男と出会う(第2話)。

  • 家栽の人(10)
    家栽の人(10)

    ▼第1話/ゴデチア▼第2話/カキ・前編▼第3話/カキ・後編▼第4話/アザレア▼第5話/ユキボタン▼第6話/ヒヤシンス▼第7話/クスノキ▼第8話/ボケ▼第9話/ギンリョウソウ  ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事)  ●あらすじ/ある一組の夫婦が離婚調停をしている。夫婦には娘が一人いるが、父親と母親のどちらにも彼女を引き取る意志がない。そんな両親を見て、一度はやけになりかけた少女だったが、「15歳になれば一人でできることもあるんだよ」という桑田の言葉をヒントに、15歳以上になれば子供でも自分の意志で養子縁組ができることを知る。そして少女は自分の居場所をたった一人で決めるのだった(第1話)。▼桑田らの元に少年による傷害致死事件が持ち込まれてくる。事件は当初、証拠などがそろっていたため少年にとって圧倒的不利に見えた。しかし、その少年が本当に罪を犯したのかという桑田の問題提起により、事件は意外な展開を見せる(第2、3話)。

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