桜ヶ丘中学に入学した主人公・花田徹丸(花マル)。あこがれの同級生永野が上級生にからまれるが何もできない。同じクラスの木元旭が上級生を柔道技で投げ飛ばすのをただ唖然と見ているだけだった。木元は運動神経抜群、成績優秀、おまけにハンサム。花マルはそんな木元を、自分の捜し求めていたライバルと思いこみ、彼の入部した柔道部に入る。桜ヶ丘中の柔道部は全国制覇を狙うほどの実力を持ち、柔道をやったことのない花マルには厳しい練習が待っていた。
柔道部に入り日々練習に明け暮れる花マル。あこがれの女の子・永野がライバル・木元のことを好きだと言っているのを聞いてしまいショックを受ける。乱取りで木元に食らいつくが全く相手にならない。少しずつ力を付けてきた花マルは5人しか枠のない新人戦のレギュラーを勝ち取った。一回戦の相手は優勝候補の皇南中。花マルは少年柔道杯で木元と引き分けたという、見るからに不気味な鳴海と対戦する。初めての公式試合で緊張する花マルに勝ち目はあるのか?
新人戦一回戦、優勝候補の皇南中の試合は1勝2敗で花マルの副将戦にまわってきた。花マルが負けると桜丘中は負けてしまう。しかし強敵・鳴海を前に花マルはあがりまくっていた。試合が始まると、実力ではかなわないが気力では上回っていて、接戦を繰り広げる。が、最後は「片羽締め」という締め技を受け気絶して終わる。新人戦で一回戦負けをした桜丘中柔道部はOB・鬼塚に猛特訓を受けることに。鬼塚に一本背負いを必殺技にするように言われ、新人戦の悔しさをバネにめきめきと成長する花マル。夏休み前、市内の強豪・天保中と練習試合を行うことになった。
天保中との練習試合が始まるなり、花マルは3人立て続けに一本背負いで勝つ。鬼塚の特訓で、自分でも信じられない程成長していたのだ。夏休みに入り、3年生は全国大会出場を決めた。一方花マルたちには柔道漬けの日々が待っていた。その中でも合同合宿は地獄の特訓と言われるほど厳しいものだった。その合同合宿にテニス部に所属しているはずの永野の姿がなかった。気になった花マルは、夜中合宿を抜け出し永野に会いに行った。
夜中、合宿を抜け出して永野の家を訪れた花マル。そして、永野が合宿に参加しなかった理由がわかった。永野の両親が離婚することになったのだ。永野の部屋で二人きりで話をするが、気持ちが混乱している永野から「花田君の正直な素直さが好かん!」と言われ、ショックを受ける。その夜、花マルはビールを飲み、酔っぱらったまま合宿に戻った。
無断で合宿を抜け出した花マルに、先輩達のしごきが始まった。そして、最後は木元との乱取りになる。永野のことでムキになる花マルは接戦を繰り広げ、ついに木元から一本取る。全国大会では3年生が団体戦でベスト4、個人戦では大将・斉郷キャプテンが優勝を遂げる。3年生が引退し、新キャプテンに普段あまり目立たない稲葉が選ばれた。
花マルの桜丘Bチームは大将の木元にまわる前に負けが決まってしまう。続く決勝戦では桜丘Aチームも負け、栗原中が優勝する。数日後、永野が引っ越し、花マルの初恋は終わった。4月、2年になった花マルたち。木元、杉矢とまた同じクラスになった。柔道部に新1年生が入ってくる。これまで練習試合でも一度も勝ったことのない杉矢。小学校時代いじめられていた後輩達が桜丘中に入学してきた。花マルはいじめられてばかりの杉矢をどうにかするため、次の練習試合で勝って自信を持たせようとする。杉矢も勝つことを約束する。いじめられてきた後輩や小さな妹、弟が見る中試合が始まった。
練習試合で杉矢は初勝利をおさめる。もう今までのいじめられっこの杉矢ではなくなった。柔道がおもしろくてたまらない花マルは、部活の帰りも木元の家の道場で練習をし、木元と共にめきめきと成長していた。夏の大会の地区予選がもうすぐ始まろうとしていた。団体戦は順当に3年生4人と2年生の木元が選ばれたが、個人戦55kg級のレギュラーになんと花マルが選ばれた。地区大会が始まり、桜丘中は団体戦で優勝した。続く個人戦、花マルの出番だ。花マルは3回戦までオール一本背負いで勝ち進む。
地区大会個人戦55kg級4回戦の相手は以前練習試合で背負い投げ対決をした天保中の森だった。打倒花マルで1年間燃えてきた森。お互い譲らない勝負で時間切れ判定へ。2対1で花マルの勝利となった。78kg超級の段田、65kg級の木元と共に決勝に残った花マル。花マルの相手は皇南中の鳴海だ。数え切れないほどの有効をとられピンチにたたされるが土壇場で一本、初優勝を決める。全国大会を前に、山咲に呼び出される花マル。全国大会に向けてお守りをくれた。恋の予感・・・・?
全国大会が開幕した。桜丘中は団体戦ではベスト16にとどまった。最終日は個人戦、花マルの出番だ。予選ブロックで2人と対戦し勝てば本戦に出場できる。花マルは3年生・長谷川に一本背負いで勝つ。もう1人の相手は矢坂中の尾崎。尾崎は花マルよりも自意識過剰がひどいヤツだ。尾崎との試合は会場全員の目を引きつけるほど白熱したものだった。時間ぎりぎり一本背負いを決める花マル。しかし試合終了と同時だったので認められず、「有効」一つ上回っている尾崎の勝ちとなった。決勝トーナメントには出場できなかったがさらに柔道のおもしろさを知った花マルだった。木元は決勝トーナメント準決勝で敗れ、花マル達の全国大会は幕を閉じた。同時に稲葉たち3年生は引退し、次期キャプテンが発表された。新キャプテンに選ばれたのは木元ではなく、なんと花マルだった。