極道に生まれた立花喜久雄の数奇な運命がはじまる。深い絆と軋轢。信頼と裏切り。歓喜と絶望。ひとりの孤独な青年が歩み出す道は光り輝く花道か。それとも奈落へ繋がる棘の道か――――
極道×梨園 生い立ちの違う男たちの青春譚極道の家に生まれた立花喜久雄。関西歌舞伎の名門丹波屋の跡取り息子・俊介。ともに厳しい稽古を受け切磋琢磨する中、師匠・花井半二郎が交通事故に遭う。代役を勤める者はたった一人。誰が――…!?血筋か芸才か―――厳しくも儚い秘められた世界歌舞伎に魅せられていく二人の青年の成長譚!
魂が燃えたぎる衝撃の襲名披露!「役者なら何があっても芸で勝負するしかあらへんで」交通事故で大怪我を負い、跡取り息子・修介が忽然と消えても尚、稽古を繰り返し、舞台に上がる師匠・花井半二郎。目となり手となり寄り添うのは血の繋がらない喜久雄。血筋と家柄が問われる厳しい歌舞伎の世界で血を超えた二人の物語がはじまる。
全国民の魂を揺さぶる異形な一代記!空前絶後の大ヒット中の小説『国宝』青春篇・花道篇(朝日文庫刊)のコミカライズ!丹波屋の血から逃げてくて出奔した俊介。凋落する丹波屋を背負ってきた喜久雄。二人が再会を果たし、視線を交わす時、言葉を交わす時、あらゆるものが交差するたびに熱を帯びていく。“熱”は生きている証だからか……同じ芸道。異なる血筋。熱を帯びる邂逅。生き様が激しく交錯する壮大な人間ドラマです!
袂を分かつ宿命か、共に舞う運命か。出奔して家に迷惑をかけた負い目からか、芸を磨くことに余念がない俊介。丹波屋を離れた喜久雄は踊れる舞台がなくなり、下げたくもない頭を下げて舞台を探す毎日を送る。二人の覚悟と執念が歌舞伎界に新しい風を吹き込んでいく!