私の傷だらけの身体をあなたは優しく唇でなぞってくれたバリスタとしてコーヒー店を営む七瀬は、幼い頃に交通事故で負った醜い傷のせいで恋愛を諦めていた。店に通う公認会計士・拓人から優しく迫られるも、頑なに拒みつづける。こんな身体なんだから、誰にも受け入れてもらえるわけない。しかし、拓人の熱心な誘いに、しだいに心を溶かされ、身体ごと甘く溺愛されるようになる。決して結ばれてはいけない相手とも知らずに。
わたしの身体を見てもひとりの女性として大切に扱ってくれたコーヒー店を営む七瀬と公認会計士・拓人は想いが通じあい恋人同士になる。だが、七瀬が大怪我を負い、両親を失った交通事故を起こした相手は、ほかでもない拓人の父親だったと知る。どうしてこんなに甘やかしてくれるのかずっと不思議だった。彼の過剰な優しさは愛情ではなく償いで…だから、身体に傷跡がある女とつきあってくれていたの…?