「いっそ新しい経験で上書きする?」後輩に恋人を寝取られた八木橋杏珠は最悪な結婚式の帰り道美形なバーテンダー響平と出会った。いかにも女性慣れした彼との会話は心地よくて慰められるまま一夜をともにしてしまう。溺れるような夜に癒されるももう恋に振り回されたくはない杏珠。響平ともこれきりの関係のつもりだったのに思わぬ場所で再会して……
順調におつきあいを続ける響平と杏珠。クールで手慣れているように見えた響平は想像以上に一途で情熱的でいつも杏珠を大切にしてくれる。響平の知らない顔を知るたびに杏珠の中でも愛しい気持ちが育っていった。なのに…「一緒に暮らさない?」響平の言葉になぜかためらってしまう杏珠。幸せすぎると不安になるのはどうして…涙からはじまったふたりの恋の結末は――