聖騎士の家系に生まれながら、魔法が使えず主夫として家族を支えてきたアズラエル家次男・リンダ。忙しくも楽しい毎日を過ごしていたある日、淫魔としての本能が目覚め、実は魔族と人間のハーフだったことを知ってしまう。長男・ファングはその秘密を守り、リンダを支えるが、魔族化を抑えるには性を通じた魔力の供給が必要で……。長男の執着、そして双子の弟の独占欲。「兄弟だったはず」の三人の関係が、ゆっくりと、甘く、壊れていく。
夢の中で双子の弟・カインと結ばれてしまったリンダ。その変化に気づいた長男・ファングは、危険な魔獣討伐任務を前に、嫉妬を隠さず彼を激しく求めてしまう。ファングの無事を願うリンダだったが、数日後、街を魔族が襲撃。魔獣騒ぎはリンダを手に入れるための策略だったのだ。圧倒的な力の前になすすべもなく、淫魔として覚醒してしまうリンダ。窮地に駆けつけたのは、ファングとカインで――抗えない本能と、兄弟の執着。三人の関係はさらに甘く、危うく変わっていく。