いちから丁寧にこの身体に教えてやる青春時代の恋の始まりを描いた番外編収録私は今日 別の女性を愛している人の妻になる政略結婚の直前で逃げてしまった姉の代わりに幼馴染の東雲藤吾との結婚を命じられた葵。藤吾は葵の秘めた初恋相手だったが、藤吾が愛しているのは葵ではなく姉。姉の失踪に突然の結婚、戸惑いつつも家のために断ることができず受け入れた葵だが、政略結婚の目的は跡取りを産むこと。葵は妻の務めとして割り切ろうとしたが、冷たいと思っていた藤吾の態度が豹変して…!?
この身体は完全に俺になじんだ愛のない仮面夫婦だと思っていたのに独占欲に囚われ蕩かされる身代わりの花嫁として結婚式の準備に追われる葵。藤吾への想いを隠すため姉・撫子の代役として振舞う葵に対し「葵は葵のままでいい」と溺愛する恋人のように甘く接する藤吾。幼馴染だった今までとは違う新しい関係を築こうとしてくれる。本物の夫婦になれるかもしれない――そう感じれば感じるほど、葵の中に疑問が深まる。『なぜ藤吾は逃げた撫子の真意を確かめずに葵との政略結婚を承諾したのか』愛するからこそすれ違う、それぞれの真実とは―…?