魅惑の街ニューヨーク。「君が好きだ」新進フォトグラファー・アンヘルの真っ直ぐな告白は、美貌の小説家エリックの胸を揺さぶる。忘れられない過去の痛みと、“愛する男たち”への想いが彼を縛りつけ、素直に応えられない。近づけば痛く、離れれば苦しい。それでも心は、誰かを求めずにはいられない。華やかな摩天楼の下、四人の想いが静かに絡み合う。読むほど胸が締めつけられ、ふと救われる…。切なくドラマティックな群像BL。
アンヘルの情熱に戸惑いながらも、心を開き始めたエリック。兄を案じつつ、自らの自由を謳歌するヨアキム。少しずつ、確実に、変わりゆく4人の人間模様。
エリックは、マイケルとの関係に決断を迫られていた。だがふたりの愛は、彼の複雑な過去と深く結びついている。そのことを知らないアンヘルは、エリックへの想いを加速させていく――。