わたしには人には見えない“穢れ”が見える――舞台は19世紀後半の英国。幼い頃に母を亡くし、貧民収容所で苦しい日々を強いられていたポーラは、特殊な“瞳”のおかげで生き延びてきた。それは菌や病気、悪意をもった人の心が“穢れ”として見える不思議な力だった。14歳からずっとお屋敷メイドとして慎ましくも穏やかな日々を送っていたある日、雇い主から別の屋敷で働くように命じられる。行き先は恐ろしい噂が流れる、荒れ果てた“汚屋敷”。「闇伯爵」などと噂される男性に仕えることになるが、そこにいたのは…!?
“穢れ”が見える力で、旦那様をお守りしたい――病や人の悪意などが”穢れ”として見えるメイドのポーラには、貧民収容所でひと時ともに過ごした少年・ロビンを生きる希望としていた。しかしある日、主人である伯爵から「ロビンは死んだ」と聞かされショックを受ける。――だが実は、その伯爵こそがポーラが探し続けていた“ロビン”だった!けれど伯爵は正体を隠したまま、ポーラの将来を思い、ある提案をする。それはこの先も彼のそばで尽くしたいと思うポーラにとっては予想外で戸惑ってしまう内容だった。そんなポーラを温かく見守ろうとする伯爵だったが、彼の命を狙う怪しい影が忍び寄っていて…?約束の星の歌に包まれる、もとなおこオリジナルヒストリカル・ファンタジー第2巻!