戦時下、コンクリートで船を造った男たち!第二次大戦下、鉄が尽きた日本はコンクリートで船を造った。従業員のために仕事を求めて奮闘する武田工務店社長は、迫る戦争の足音の中、従業員の命を守るため軍の仕事を請け負うことを計画した。飛び込みの営業では掴めない軍の仕事だったが、ひとつだけ打診されたのはーー“コンクリートの船”を造ることだった。いち民間企業社長の決断でその船は造られた。船に乗せるのはーー命、希望、そして……祈り。壮絶な時代を生き抜く、史実を元にした物語――!!
船を造ることは命を守ることと信じていた。ついに完成したコンクリートの輸送艦。しかし、それを引く艦が軍になく、武田造船所は自走するコンクリート船の建造に挑戦する。コンクリート研究の第一人者、東京帝国大学の吉岡教授によれば、その計画は「無理」と「無茶」の詰め合わせ。挑戦の行方は……不屈の男・武田宗次郎の挑戦は、さらなる無茶へと突き進む!