幼なじみの騎士・ラディウスに密かに想いを寄せている王女・パトリシア。身分違いの叶わぬ恋と諦めて隣国の王子との結婚を決意した矢先に、凶刃に斃れてしまう。それから六年。なぜか隣国の令嬢・フェリシアとして目を覚ますと、ラディウスが自分の婚約候補の相手だと聞かされ、しかも彼は以前とは別人のように冷徹な視線を向けてきて…。こんなこと信じてもらえるはずがない。想いは秘めておこうとしたのに、突然ラディウスからかつての愛称で呼ばれて――!?
幼い頃から互いに想い合っていたと知り、身も心も結ばれたラディウスとフェリシア。寡黙な人だと思っていたのに、愛を語る彼は想像もつかないほどに甘い表情を見せてきて。これで幸せな日々が始まると思いきや、フェリシアは自分が転生した理由を探るべく、山奥に居を構える大魔法使い・イードルに会ってみたいと告げる。途端に顔を曇らせるラディウスは、かつてイードルに会いに行ったことがあるようで――!?