「よかった、まだわたしたちは他人だ⋯」——遅筆な漫画家ナイトー先生と妻ミーちゃんのほろ苦い日常を描き、その私小説的な味わいが多くの読者から静かに熱く支持された幻の名作。長く入手困難だった作品の待望の電子復刊版です。夫婦であり親しい友人であり、でもやっぱり他人でもある。90年代の東京・西荻窪の空気感、友人たちと交差する人生模様、人生の半ばで迷いながら暮らす二人——「今までの30年間とこの先の30年は違う。わたしたちは0歳の時、この先の30年をおびえたりはしなかったでしょ」【※重複購入にご注意下さい※】本書は祥伝社刊の単行本「西荻夫婦」を電子書籍として再編集したものです。