エスケープ　ナチスからの逃亡

迫り来るナチスの恐怖、その時“少年”は・・・

あらすじ

1942年冬、ナチス占領下のノルウェー。14歳のエスターが住む小さな町トロンデンハイムにもついにナチスの手が及び、愛する家族たちは次々と逮捕、殺害されてしまう。ナチスの目をかいくぐり、なんとか一人だけ生き残ったエスターは、真っ白な雪が積もる森の中にある農場にたどり着く。人手が足りないその農場で何とか居場所を見つけたエスターだったが、その家はナチスに協力する一家であった。エスターにとって、そこで働くことは自分の家族を殺したナチスに加担することを意味する。恐怖感に怯えながら、何とか脱出の機会をつかもうとするが…。

解説製作陣に『ロンドン、人生はじめます』のプロデューサーたちが名を連ね、重厚で緊迫感溢れる一人の少女の危機迫る逃亡劇を圧倒的な画力で描く。主演のエスター役には、デンマーク出身の女優サラ＝ソフィー・ブースニーナ、『イングロリアス・バスターズ』のアウグスト・ディールや『THE GUILTY／ギルティ』のヤコブ・セーダーグレン、『フレンチアルプスで起きたこと』のヨハネス・バー・クンケらが脇を固める。アメリカのインディペンデント映画で初めてノルウェーの補助金を得て製作した映画であり、第34回サンタバーバラ国際映画祭にノルウェー代表作品として正式出品された。

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