- 配信期間: 2025/01/08 ~
- みんなの評価:
仕事と子どもと・・・ 彼女だけの問題じゃない。ジェンダーギャップ指数120位の日本の現実を描くー
あらすじ
結婚から3年、大内綾(30)は仕事に熱中する日々を送っていた。夫・健太郎から「そろそろ子どもが欲しい」と言われるが、綾は妊娠・出産に勇気が持もてない。ある日綾は仕事で、子どもを持たない夫婦が子どものいる家庭を体験する『家族留学』のイベント運営を任される。2人の子どもを育てながら働く三島沙織(30)の家庭に体験に行くが、綾は生活のためには「本当にやりたい仕事」を諦め事務職で働く沙織の気持ちが理解出来ず傷つけてしまう。一方の沙織も、夫からの家事育児の協力が得られず不満が積もる日々を送っていて…。
解説仕事と子育ての両立で悩む女性たちの経験談を入念にリサーチし、ひとりで悩みを抱え込んでしまうワーキングマザー、仕事に夢中で妊娠に前向きになれない女性を描いたのは、平成元年生まれの亀山睦実。鉢嶺杏奈、尾花貴絵など監督と同世代の俳優たちが等身大で今を生きる女性を演じた。夫役の水野勝、池田良のほか、柳 英里紗、中田クルミなど個性的な面々が揃った。また脚本監修に狗飼恭子(『風の電話』)が参加。現代女性がもつ<生き方>の悩みや、夫との子育てをめぐる軋轢などをリアルに描き、第14回田辺・弁慶映画祭では観客賞を受賞。今、人生に対する価値観は、大きく変化しています。働き方改革が推進されていく中で、残業の抑制によりプライベートが充実し、ボランティアなどの社会貢献や複業に挑戦する人が増えたり、女性活躍が推進されていく中で、子育てをしながらキャリア形成を目指す女性も増え、人生の選択肢が広がり、新しい生き方がどんどんと生まれています。とはいえ、激しい変化についていけず、自らの進む道、人生の目標を見つけられず、将来に“不安”を抱えたまま人生を重ねている人達がたくさんいることも事実です。人生の岐路にたつ女性を主人公に、彼女達が持つ夢、希望、悩みを物語として制作しました。メインスタッフ・キャストを平成年生まれの女性クリエイターで固め、等身大の女性を描くことで、今の女性の”幸せ”について、多様な価値観を表現し、“不安”を抱えている人達に”共感と可能性“を生む映画になれば思います。
キーワード 邦画 グラビアアイドル出演作 ヒューマンドラマ ハイビジョン