百円の恋

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  • 配信期間: 2015/07/09 ~
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呆れる程に、痛かった。

あらすじ

斎藤一子(安藤サクラ)は32歳にもなって、実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた。離婚し、出戻り中の妹の二三子と衝突を繰り返す毎日だったが、ひょんなことから2人は大ゲンカになり、一子が家を出ることに。あてもお金もない一子は、仕方なく、100円ショップの深夜労働を始める。そこは、様々な問題を抱える、個性豊かな底辺の人間たちの巣窟だった。一子の唯一の楽しみは、近くのボクシングジムで練習をする一人の中年ボクサー・狩野(新井浩文)を見ることだった。ある日、100円ショップに来た狩野からデートに誘われた一子は、初めてボクシングの試合を見る。それは狩野の引退試合だった。殴り合い、肩を叩き合う、ボクシングの試合に一子は強い羨望を抱き、自らもボクシングを始める。一方、引退試合で負けた狩野は自暴自棄になり、深夜の100円ショップに転がり込んでくる。そんな狩野を介抱するうちに二人は体を重ねるようになり、二人の生活が始まる。しかし、すぐに狩野は帰ってこなくなる。悔しさと情けなさと怒りを静かにぶつける様に一子は、どんどんボクシングにのめり込んでいく。「百円程度の女」だった自分を奮い立たせるために。そこに見出したのは、仄かだが、確かな希望だった。負けっぱなしの人生から這い上がろうとする女と挫折を経験した男の、再生の物語。

解説故・松田優作氏の出身地である山口県の周南映画祭において、優作氏の志を受け継ぐ脚本を発掘すべく2012年に新設された第一回「松田優作賞」のグランプリ受賞作品(脚本:足立紳)を武正晴監督のメガホンで映画化。不器用にしか生きられない主人公・一子役には、700通以上の応募があったオーディションを勝ち抜いた、日本を代表する若手実力派安藤サクラ。どん底の姿からハードなボクシングシーンまで、一子というキャラクターと心中せんばかりの迫真の熱演は、観るものを圧巻し心を熱くさせる。恋の相手ともなる中年プロボクサー・狩野祐二役には、話題作出演の続く、新井浩文。また、2014年より大ブレイク中、現在最も人気のあるバンド、クリープハイプがオリジナル楽曲「百八円の恋」を主題歌として書き下ろした。

キーワード 邦画 日本 青春 日本アカデミー賞 R-15 ドラマ ラブロマンス

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スタッフコメント今や日本映画界になくてはならない存在“安藤サクラ”の名をこの世に知らしめた作品。体型の変化は勿論、一つの出会いをきっかけに走り出していく心情の変化も…主人公・一子の人生を見事に演じ切っています。いや…演じているというよりは“役を生きている”という印象でした。表情やアクションに説明的な部分やオーバーな要素がまったくないのです。本作はもう何度も見ていますが、その度に「その時、その場所に一子が存在していた」と思えて仕方がないのです。驚くべきは撮影期間がなんとたったの2週間であったということ芝居に携わっていた人間であれば、どれほどとんでもないことかわかるかと思います。ここまでの徹底した役作り…体力・精神力…職人技です。インタビューにて、彼女が過酷な日々を戦い抜けた理由として共演の新井浩文さんの存在を挙げていました。(私、新井さんの大ファンで御座います)同じく職人気質な彼の芝居に対するプロフェッショナルな姿勢が相乗効果となって、本作に追い風を巻き起こしたのは間違いありません。そして、その追い風はこの作品を観たすべての方の背中を押して一歩また一歩と歩を進めさせてくれます。今、立っている場所より少しでも前へ、踏み出したい人にオススメしたい作品です。

詳細情報

スタッフ
監督:武正晴
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
プロデューサー:佐藤現
プロデューサー:平体雄二
プロデューサー:狩野善則
脚本:足立紳
音楽:海田庄吾
主題歌:クリープハイプ
その他の情報
視聴について
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