- 配信期間: 2022/07/20 ~ 2030/03/31
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日本での終戦後もなお、秘密戦の任務を遂行するため約30年間、フィリピン・ルバング島で見えない敵と戦い続けた小野田寛郎という男。彼は何を信じ、何と戦い、そしてどう生き抜いたのか。
あらすじ
1974年、ある青年旅行者(仲野太賀)は、幻の日本人・小野田寛郎(遠藤雄弥/津田寛治)に会いにフィリピンに向かう。時を遡ること約30年前、秘密戦の特殊訓練を受けた小野田は、フィリピン・ルバング島にて秘密裏にゲリラ戦を指揮するよう命令を受けジャングルに潜伏していた。小野田は上官の谷口(イッセー尾形)から言い渡された「君たちには、死ぬ権利はない」という言葉を胸に、ジャングルでの壮絶な日々に対峙していったのだった…。
解説1974年3月、小野田寛郎という日本人が約30年間潜伏していたフィリピンから帰還。当時はこのニュースが、1945年の終戦から取り残された「最後の日本兵士」など大々的に報道され、社会現象となった。この小野田さんの史実から着想を受け描かれた本作は、第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品として上映、会場では異例の15分以上ものスタンディング・オベーションを受け、称賛された。日本人キャストはオーディションから製作に参加、小野田寛郎を演じる遠藤雄弥と津田寛治はもちろん、嶋田久作やイッセー尾形といった世界に誇るベテラン俳優から仲野太賀ら日本映画界の未来を支える俳優達が迫真の演技を魅せる。時空を越えてなお、我々の胸を強く締め付ける物語。
キーワード 洋画 フランス ベルギー イタリア ハイビジョン ヒューマンドラマ ドイツ カンヌ映画祭ノミネート 戦争