告発の先に

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  • 配信期間: 2024/09/01 ~ 2028/06/30
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あらすじ

著名なジャーナリストの父親ジャン・ファレルの勲章の授与式に出席するために、米国のスタンフォード大学に行っている青年アレクサンドル・ファレルがパリに一時帰国した。空港には迎えのタクシーが父の計らいで用意されていたが、父は自分の明日の授与式や仕事のことで忙しく電話にも出ない。父の家で彼を暖かく迎えてくれたのは家政婦だけだった。母のクレール・ファレルはフェミニストを支援するジャーナリストで、ラジオの討論番組に出たり、本の執筆もする有名人だ。クレールは夫と別居、新しい恋人のアダムの家に引っ越したので、アレクサンドルは母の住まいの夕食に呼ばれてそこでアダムの娘ミラを紹介される。ミラはNYの大学に行くのだという。アレクサンドルが学生時代の友達との集まりに行くので、出掛けるのでミラも同行する。翌朝、アレクサンドルは突然警察の家宅捜索をうけ、告訴された。ミラがアレクサンドルにレイプされたと告訴したのだ。警察の取り調べに対してレイプではない、同意があったと答えるアレクサンドル。ミラの供述とは大きく違う。突然の息子のレイプ犯容疑でショックを受ける両親。二人の供述は平行線のまま裁判に。誰が正しいのか、何が正しいのか、真実は一つなのだろうか。アレクサンドル、ミラ、彼らの両親の弁論、誰もが今までの良識を覆されるような裁判を受けとめることになるのだった。

解説2019年フランス最高位の文学賞ゴンクール賞を受賞したカリーヌ・トゥイルの同名小説を毎回話題作を撮っているイヴァン・アタルが映画化。原作者は、イギリスのニュース記事からインスピレーションを得てこの小説を出版し、世界各国出翻訳されベストセラーに。今日、その物語が映画で語られる。2022年ヴェネチア映画祭にて公式上映された。若い男が若い女性をレイプした疑いで告訴されている。この若い男性は同意があったと容疑を否認、この若い女性はなぜ告訴したのか?彼は有罪か、それとも無実か?彼女は被害者なのか、それとも被告が主張するようにただ被告に対して復讐したいだけなのか?二人の若い主人公と彼らの愛する家族たちは、自分たちの人生、信念、そして確信が打ち砕かれるのを目の当たりにすることになるが…真実は一つだけなのだろうか?監督イヴァン・アタルが自ら脚本を書き、撮影には『Winter boy』のレミ・シェヴラン、編集には『アデル、ブルーは熱い色』のアルベティーヌ・ラステラ。キャストにはフランスのトップ女優シャルロット・ゲンズブールが被告の母親役、父親役には『ふたりのマエストロ』などの名優ピエール・アルディティ、告訴される青年アレクサンドルにはイヴァン・アタルとシャルロット・ゲンズブールの息子ベン・アタルが難しい役を熱演。レイプされたと告訴する若い娘役を主演作が続々と控えている実力派若手女優スザンヌ・ジュアネット、告訴する娘の父親役には『アメリ』のマチュー・カソヴィッツ、被告人の弁護士役として熱弁を振るうのはコメディ・フランセーズの人気役者ベンジャマン・ラヴェルネ、告訴側の弁論を奮うのは『女の一生』のジュディト・ケムラなど豪華フランス俳優の競演も見物。『告発の先に』は、今やレイプ事件の中心となっているグレーな部分、同意の問題に疑問を投げかけるスリリングなサスペンスドラマで、見る私たちの確信を揺るがします。

キーワード 洋画 小説原作 ヴェネチア国際映画祭 フランス 特集 スリラー ハイビジョン サスペンス

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