ディープ・ソロウ　親子の絆

父さん、愛してるよ。

あらすじ

1871年。カリフォルニア州の山奥で、キャスパーは父ロジャーと金の鉱脈を発掘していた。気の弱いキャスパーは父から、生き抜くことの厳しさを日々の生活から教え込まれていたが、山奥の生活は野生動物や原住民、山賊など様々な脅威が脅かす厳しいものだった。親子2人の孤独な生活の寂しさから、保安官アンディが訪ねてきた時などは、亡くなった母マリアの夢を見たりと、人の温もりを求め思いを馳せていた。ある日、虫歯を抜くため、父と川べりにやって来たキャスパーは、歯を抜かれた痛みに悶え川に落下。その拍子に川底に沈んでいた金の欠片を発見する。やっと手にした金に喜ぶ親子は、改めて採掘を始めるのだが、その頃から父の様子がおかしくなっていく。

解説◆ゴールドラッシュ狂乱の終焉から数年後。カリフォルニアの山奥で幸せを掴もうと、必死に生きる親子の絆が試される！ゴールドラッシュに沸いたカリフォルニアは当時多くの富をもたらせたが、一方で厳しい大自然のなか、野生動物や原住民、山賊の脅威に晒されてきた。そんな過酷の環境で、戦争を生き抜いた父と、まだ狩りも十分にできない息子が一攫千金を夢見て金を採掘し続ける異色のウエスタン・スリラー！隔絶された世界に馴染めず死に至った母、残された父と息子は2人きりで生活を続けるが、やがて父は猜疑心にとりつかれ狂気へと走る。『レザボア・ドッグス』のMr.ブロンド役で知名度を上げ、以降、クエンティン・タランティーノ監督の常連俳優として知られるマイケル・マドセンが保安官役で出演。

キーワード 洋画 アメリカ 西部劇 ハイビジョン 家族愛 スリラー PG-12