ドリー・ベルを覚えているかい?

ドリー・ベルを覚えているかい?
エミール・クストリッツァ監督、幻のデビュー作が約40年の時を経て日本初公開!
109分 / 字幕 / 1981 / ユーゴスラビア / セルビア語、クロアチア語
あらすじ
旧ユーゴスラビアのサラエヴォで家族と暮らす少年ディノ。生活は苦しいのに共産主義を信奉する父親は、酔っぱらって帰ってきては子供たちを集めて政治談議。その様子を見て日々のやりくりに疲れた母親はいつもあきれ顔。でもディノはそんなものには一切興味がなく、夜な夜な離れの小屋にある自室にこもって、うさぎのペロを相手に催眠術の猛特訓。さらには地域の若者を集めてバンドを組むことになり、演奏の練習も始まった。ある日のこと。外国映画に登場するストリッパー、“ドリー・ベル”に心奪われたディノは、町のごろつきソニーから見知らぬ女を匿ってほしいと頼まれる。なんと彼女の名は“ドリー・ベル”!一つ屋根の下で暮らすことになったふたりは、いつしか惹かれ合うようになり…。
© Filmski Centar Sarajevo
解説
クストリッツァの長編デビュー作にして第38回ヴェネツィア国際映画祭で新人監督賞、国際映画批評家連盟賞を受賞した傑作がついに日本初公開。楽しみといったら地元の集会所で同世代の仲間と集まるくらい。そんな冴えない生活を送るディノが恋を知り、人生を学び、大切な人との別れを通して、やがて踏み出す大人への第一歩。魅力的なキャラクターと音楽、ちょっぴりのペーソスと限りないユーモアにあふれた、まさにクストリッツァらしい人間賛歌が繰り広げられる。決して希望を失わないディノを演じるのは、『アンダーグラウンド』で動物園の飼育係、『ライフ・イズ・ミラクル』では息子を捕虜にとられた父親とクストリッツァ作品には欠かせない役者となるスラヴコ・スティマチ。少年から大人へと変わる一瞬にして永遠の時間を、瑞々しい感性と猥雑なまでのエネルギーで描き切った傑作青春ストーリー。
スタッフ
監督:エミール・クストリッツァ
音楽:ゾラン・シミャノヴィッチ
撮影:ヴィルコ・フィラチ
撮影:ミレンコ・ウヘルカ
編集:セニヤ・ティシック
脚本:エミール・クストリッツァ
脚本:アブドゥラフ・シドラン
キャスト
スラヴコ・スティマチ
スロボダン・アリグリディチ
ミラ・バニャツ
リリヤナ・ブラゴイエヴィッチ
配信期間
2025/06/04 ~ 2028/07/31
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