造夢晶石が偽物であると分かり、葉小棠は心を痛めるが、慕謹言を苦しめないために、1人で去ることを決心し、慕謹言に1年分の衣装を作る。慕謹言は何者かに造夢晶石を奪われそうになり、その時に石が偽物であることを知る。互いの心遣いを知らぬまま、2人はそれぞれの事に当たるのだった。
葉小棠は気晴らしのため、1人で青陵にある表舅宅を訪れることに。それを知った慕謹言は余命わずかな葉小棠に、できる限り付き添いたいという一心で辞官する道を選ぶ。その一方で凌子然は目を覚ますと越幽児の部屋にいた。前日、酔い潰れた凌子然は公主府を訪れていたのだ。凌国と越国の名声を損なわぬため、責任を取って娶ると越幽児に告げる。ところが越幽児の口から昨夜は何もなかったという真実が語られ、解き放たれた気分となる。対して越幽児は密かに寂しい感情を抱くのだった。
葉小棠の表舅の家・青山府では奇妙なことが次々と起こっていた。謹言と小棠は街で牛大午に出会う。牛大午の妻の蘇桃は青山府の下女だったが、青山府を出たあとに崖から落ちたらしい。しかし、牛大午を連れて青山府に戻ると、執事の高盛は下女を嫁に行かせたと言うのだった。
慕謹言たちは青山府の書斎内にある密室で、手足を拘束された白髪の男を発見する。男は葉青山を名乗り、1年前に高盛による人身売買を知って阻止しようとしたところ監禁されたのだと話す。その証言をもとに慕謹言は高盛を尋問しようとした矢先、牢舎で自ら命を絶ったという知らせが舞い込む。多くの疑点が渦巻く中、葉小棠が行方不明になるという事態に…。
葉青山の密室は燃え、慕謹言、凌子然、葉小棠の3人は何とか脱出できたが、“葉青山”は焼け死んでしまった。慕謹言は摸骨術で検視をしたが、その骨は亡くなって1年が経過していた。実は、死んだと思っていた“葉青山”は偽者で、弟子の風眠が成り済ましていた。風眠は、下女の皮膚を使うところを葉青山に見られ、殺して火を放っていた。
凌子然は、越幽墨が越幽児を帰国させようとしていると知り、越幽児を引き止めるため奔走する。慕謹言は越幽墨との話し合いに成功していたが、あえて凌子然に自分の心と向き合わせる。その後の乞巧節では、凌子然と越幽墨、慕謹言と葉小棠の2組がそれぞれ甘い時間を過ごすが…。
乞巧節に葉小棠や民が次々と倒れた。慕謹言は被害に遭った民たちの症状から原因は毒によるものだと突き止める。そんな中、葉小棠を診た医者から治らないことを告げられる。葉小棠は自分がもうすぐ死ぬことを知り、慕謹言たち3人に宛てて書いた遺書を渡す。そして何かやりたいことがあれば協力すると言う凌子然の言葉に対して葉小棠は、おもむろに口を開いた。
馮の功力で、葉小棠の命は助かったが、後遺症が現れた。自分の想い人は凌子然だと信じ込み、凌子然の隣に住みたいと言う。慕謹言は葉小棠を守るために、凌子然に葉小棠を託した。一方、乞巧節に打ち上げた全ての花火を調べた慕謹言だったが、何も見つからなかった。一体、犯人はどうやって毒を撒いたのか…。
何者かからの暗示を受け取った慕謹言たちは無憂花について詳しく調べるために二手に分かれ、御法司と太医院を訪れる。いくつかの情報を得るも核心にはたどりつかない。そんな中、記憶に支障を来した葉小棠に想いを向けられた凌子然は自分の本心に気づく。そして陛下に婚約の破棄を申し出ようとする越幽児に会いに行くのだが…。
酔った葉小棠は子硯の元を訪れる。慕謹言が小棠を捜しに行くと、子硯は謹言に小棠への想いの強さを問い、謹言は言葉と行動でそれを示す。その後、意識を失った謹言と小棠は馬車で目覚める。子硯は自ら馬車を御し、金不滅に狙われた小棠を安全な場所まで送ろうとしていた。
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