ラジオ局でアルバイトをしている大学4年生の桑無焉は、番組DJの聶熙が遅刻したことにより急きょ代役を任される。勝手に台詞を変えてリスナーから大量の問い合わせが来るが、聶熙が到着して何とか危機を乗り越える。その後、公園で蘇念衾と偶然出会うが、下手な歌を聞かれたことを恥じて逃げ出してしまう。
桑無焉の実習先である特別支援学校で再会した桑無焉と蘇念衾。蘇念衾は同校の点字の代替教員だった。目が見えずとも身の回りのことを順当にこなす蘇念衾に、桑無焉は内心感服する。一方、ラジオ局ではニュース部へ異動となり、絶交状態の許茜と一緒に仕事をするはめになる。
桑無焉が職員室で「烏衣巷」という漢詩を読んでいた時、蘇念衾に実際に烏衣巷を訪れたことがあると話をした。数日後、一今の新曲が発表される。新曲の歌詞は桑無焉が蘇念衾と話した内容を題材にして作られたものだった。桑無焉は蘇念衾が一今ではないかと疑い始める。
桑無焉は路上でひと悶着を起こしたあと、蘇念衾をファーストフード店に引っ張り込み、そこで自分と許茜、魏昊の3人の間に何が起こったかを打ち明ける。後日、小薇への接し方を巡って蘇念衾と言い争いになった際、桑無焉は初めて彼が施設で育ったことを知る。
桑無焉はシンガーソングライターである鄭燁の記者会見で、故意に彼をけなしたと誤解されてしまう。各サイトのニュースでも取り上げられ、一今に見られたら嫌われてしまうのではと不安になる。そして、ついに蘇念衾が一今だと確信した桑無焉は、電話で自らの思いを打ち明ける。
特別支援学校の発表会で歌を歌うことになった小薇は、蘇念衾に稽古を依頼する。発表会は無事終了するが、桑無焉は自分の考えが甘かったことに気づく。小薇の願いをかなえるため、3人は観覧車に乗る。そこで蘇念衾は桑無焉に、実は全盲ではないと告げる。
蘇念衾はまだ聞いていなかった質問を桑無焉にする。しかし桑無焉が何と答えればよいか戸惑っているうちに、蘇念衾は機嫌を悪くして去ってしまう。それ以来、桑無焉が電話しても蘇念衾は応答しなくなる。そのうえ、蘇念衾は代替教員の仕事を終え特別支援学校を去り、桑無焉は蘇念衾に会えず途方に暮れる。
桑無焉の家を訪れた蘇念衾は、桑無焉に熱があると知り、病院へ連れていく。はしかに感染した桑無焉の面倒を見るため、蘇念衾は桑無焉を自分の家に泊まらせる。その晩、悪夢にうなされた蘇念衾を起こしにきた桑無焉は、再び顔を近づける。一方、許茜はバンドに戻ることを決心する。
蘇念衾と思いが通じた桑無焉は、しばらく彼の家に泊まることになり、自分の部屋を許茜に貸す。蘇念衾の家で、小?から送られてきた録音サンプルを耳にすると、それは魏昊たちのバンド“モモ”の曲だった。一方、小璐から蘇念衾に彼女ができたと聞き、その相手が桑無焉だと知った聶熙は、急に冷たい態度を取るようになる。
娘から彼氏ができたこと、その相手が視覚障がい者であることを打ち明けられた桑無焉の母は、翌日の飛行機で娘に会いに行く。娘を説得できないと悟った母は、家に戻り夫(桑無焉の父)に事情を話すが、その際中に夫は脳出血で倒れてしまう。一方、桑無焉は蘇念衾の身の回りの世話をするため、彼の家に引っ越す。
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