偶然にも特務機関の督公である慕容蔵(ぼよう・そう)のケガを治療することになった雲嬌(うんきょう)は、彼が実は宦官ではないことを知る。秘密を知られた慕容蔵は彼女を殺す代わりに、養子として傍に置き監視することに。そんな中、人の体に触れると過去や未来が見える雲嬌は、何者かが慕容蔵を暗殺しようとしていることを察知する。
ふいに慕容蔵の手に触れた際に雲嬌は新たな予知を見るが、それが慕容蔵に思いを寄せる雪晴(せつせい)郡主による悪だくみだとは見抜けなかった。慕容蔵に可愛がられている雲嬌への嫉妬心から泳げない彼女を池に突き落とした雪晴郡主は、慕容蔵が駆けつける直前に自らも池へ飛び込み彼の気を引こうとするが――。
謝罪のために雲嬌を訪れた雪晴郡主は、彼女の占いに気を良くして褒美として金貨を2枚渡す。この金貨で、可愛がってきた長生祠の路地裏の孤児たちに勉学をと喜んだ雲嬌だったが、彼らの存在のせいで雲嬌が督公府から逃げようとするとして、慕容蔵は彼らを「処理した」と話す。これに激高した雲嬌は長生祠へと向かう。
雪春から雲嬌を守ろうとした富貴だったが、雪晴の計略にはまり謀反として牢に入れられる。雲嬌は深夜に雪晴のもとを訪れ、富貴の命と引き換えに自分が罰を受けると申し出る。一方、雲嬌と慕容の間の微妙な空気に関心を示した皇帝は雲嬌を気に入り着飾らせる。するとそこへ戸将軍が訪れ、雲嬌が前皇后に似ていることに気がつく。
慕容蔵は道で偶然戸将軍に出くわすと、雲嬌の行方について問いただされる。戸将軍は慕容蔵の身分も疑っており二人は言い争い、戸将軍は憤然としてその場を去る。その後、戸将軍が長生祠の秘密を暴こうとする動きがあり、雲嬌と富貴は長生祠へと向かうが、そこには戸将軍の魔の手が迫っていた。
慕容蔵は皇帝に謁見し、これまで集めてきた戸将軍の罪の証拠を差し出し皇帝に戸将軍を捕える命令を出して欲しいと願い出る。皇帝は命を下し、慕容蔵は冷静に聖旨を淡々と読み上げるが――。一方、雪晴郡主は一通の手紙を受け取っていた。そして本物の雪晴郡主は慕容蔵に仕える雲嬌であることを知る。
雲嬌は慕容蔵に自分の思いを打ち明ける。慕容蔵は拒絶したが、雲嬌は後には引けず、彼を引き寄せて口づけをする。鎮国公が宮廷に入ったという知らせを受け、皇帝の前で慕容蔵は鎮国公と対峙する。そこへ、雪晴と雲嬌が姿を現し、鎮国公は雲嬌が実の娘だとすぐに確信する。慕容蔵の復讐の為に、自ら鎮国公へともぐりこむ雲嬌だったが――。
雲嬌を利用したくない慕容蔵は、鎮国公の兵権を奪還すべく辺境へ赴くことを自分に命じるよう皇帝へ請う。雲嬌を巻き込まない為に死を意味するような命令を請う慕容蔵に、皇帝はたまらずある策を講じる。一方鎮国公は、拷問を受ける雲嬌を前にある決意を固めるのだった。
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