タクシードライバーのチェン・ダーシン(シャーリーン・チョイ)が空港で客待ちをしていたところ、大スターのボー・イエ(マイク・ハー)が登場。その大スターのファンを載せ、ロケ現場まで追跡することに。しかし、ちょっとした誤解から、ダーシンは“失礼なファン”だと勘違いされてしまう。一方、ボー・イエの幼なじみウー・カーファン(ハオズ)の両親の会社が倒産。さらにボー・イエのマネージャーのリン・チンシォン(デビッド・ワン)は借金の返済に困っている。打開策が見つからず途方にくれる3人。そこでボー・イエは宝くじを購入するのだが…。
本屋で再会したボー・イエとダーシン。その時、ボー・イエが購入した宝くじがポケットから落ち、本屋の店員はその宝くじとボー・イエが購入した本を一緒に袋に入れるのだが、ボー・イエとダーシンは本を取り違えてしまう。帰宅後、ちょうど宝くじの当せん番号が発表されており、なんとボー・イエが買ったくじは3億元に当せんしていた。本がすり替わっていることに気づいたボー・イエは大慌て。一方、ダーシンが買ってきた本は…社長の奥さんによってゴミ箱に捨てられてしまっていた。
ダーシンのタクシーを借り切って、3億の宝くじのありかを聞きだそうとたくらむボー・イエたち3人。突然「大事な用事で銀行に行く」と言い出したダーシンのことをますます不審に思ったボー・イエは、一緒に銀行までついていく。だがその時、銀行に拳銃を持った男が現れ銀行内は大パニック!銃口を向けられたダーシンのもとへ走り出すボー・イエ。そして、そこにタイミングよく現れたジョン・ウェイリー(チェン・チーカイ)。はたして彼らの運命は…?
ウェイリーがボー・イエにキスをした“事件”以来、ウェイリーに対して妙に気をつかってしまうダーシン。ウェイリーが女嫌いなのには理由があった。それは幼い頃、香水や口紅をつけたおばさま達からキス攻撃を受けたためにトラウマになってしまったのだという。「でもダーシンは香水も口紅もつけてない…」ダーシンのことが気になり始めたウェイリーは、ダーシンをデートに誘う。
ダーシンがボー・イエにホレてしまえば、3億元のことを白状するに違いないと考えたチンシォンとカーファンは、2人のためにロマンチックなディナーを計画する。それを知ったウェイリーはレストランで大暴れ。そう、ウェイリーはボー・イエに嫉妬していたのだ。「お前はダーシンにホレている」と、叔父のジャックに言われて自分の気持ちに気づいたウェイリーだった。
撮影現場で監督を殴り、現場を飛び出したボー・イエ。「アイドルはしょせんお飾りでしかない」と落ち込むボー・イエをダーシンが励ます。一方、チンシォンは3億元のくじ券のありかを探るために、タクシー会社の社長の奥さんに接近。だが結局、何の手がかりも見つからない。ヤン・ウェイチェン(チョウ・ツァイシー)の父親が自分の父親であることをウェイリーに隠すダーシン。「なぜボー・イエの専属ドライバーに?」と聞いてくるウェイリーに対し「父親を捜す資金を稼ぐため」と告げる。
改めて自分の想いをダーシンに伝えようと考えるウェイリーだが、自分ではうまく伝える自信がない彼は叔父のジャックに相談。結局ジャックがウェイリーの告白を手伝うことになり、そのついでに“当せん金”をダーシンに渡す。大金を手に大喜びするダーシン。その大金をたまたま見かけたチンシォンは、「やはりダーシンが3億元を持っているに違いない」と思いこむ。
ウェイリーがダーシンに告白している現場をたまたま目撃したカーファンは大慌てでチンシォンに報告。ダーシンとウェイリーがくっついてしまっては3億が手に入らないと考えたチンシォンはボー・イエに対し、至急ダーシンを呼び出すよう促す。突然の呼び出しに急いでボー・イエのもとへ向かうダーシン。そこでボー・イエはダーシンに、自分が金に困っていることを打ち明ける。するとダーシンはボー・イエに“当せん金”を貸すと言う。
一緒に留学しようとボー・イエに言うウェイチェン。希望に満ちたウェイチェンとは相反し、不安そうな顔をするボー・イエ。そう、金に困っているボー・イエは留学どころではなかったのだ。一方、また宝くじが当せんしたというウェイリー。だがその様子を怪しんだチンシォンとカーファンはウェイリーを尾行する。金を手にして銀行から出てきたウェイリーだが、それは宝くじの当せん金ではなかった。
ボー・イエとダーシンが撮影のために外泊すると知り、2人を心配したウェイリーとウェイチェンはそのロケ先へ向かう。ボー・イエを驚かそうと思っていたウェイチェンだったが、そこで目撃したのはボー・イエがダーシンにキスをするという衝撃の場面だった。ボー・イエは必死で理由を説明しようとするが、ウェイチェンは聞こうともせず部屋を飛び出す。ウェイチェンを悲しませてしまったことに腹を立てたボー・イエは、ダーシンを残して1人で帰る。
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