スポーツや文化・芸術に秀でた者が集まる大学、CMFU。風飄飄は入学試験に急ぐ途中、1人の男子学生と出会い、彼の書籍リストを拾う。無事に書画学科に合格し、リストに書かれていた古書を買い揃えて入学すると、たちまち「淑女」と見なされ、一躍注目の的に。ところが、入試トップの評価を受けた作品は、取り違えて提出した祖父の絵だったことを知って衝撃を受ける。同じ頃、学生会長・衛楚の復学の噂が学内を吹き荒れていた。
太極拳の使い手であることを隠せと祖父から命じられている風飄飄は、衛楚のもとへ。他言しないよう詰め寄ったところを報道部の艾佳に盗撮され、カップルだという噂が広まってしまう。太極学科を訪れた衛楚は主将の牌を返却し、戻る意思はないことを明言。一方、太極学科の廃止を目論む拳道学科の談臨は白海洋に果たし状を出し、試合に負けた方が相手の部に5人転入させると約束させる。10名を割り込むと学科は廃止となるのだ…。
拳道学科との試合で追い詰められた太極学科だったが、2大流派の後継者である陳冰と楊凝雪が参戦し、大逆転を果たす。落胆した談臨は、2人に謎の女拳士の存在を告げ、門外不出の太極拳の技が漏れたのではないかと捜索を促した。捜索を始めた陳冰と凝雪は、書画学科の展示会で風飄飄の祖父の絵に目を止め、作者に太極拳の心得があると確信、飄飄に疑いの目を向ける。それに気づいた衛楚は、ある作戦を飄飄に提案するのだが…。
陳氷と楊凝雪は風飄飄の転び方を見て、武芸の心得はないと確信。一方、白海洋に毒を盛ったのが拳道学科の2名であることを防犯カメラの映像で確認した衛楚は、太極学科への嫌がらせをやめることを談臨に約束させた。衛楚が陳氷たちに「師兄」と呼ばれているのを耳にし、衛楚が武芸者ではないかと疑った飄飄。試しに背後から蹴ったところ、衛楚は階段から転げ落ちてしまう。主治医のもとへ運ぶと、膝の骨折との診断が下るのだった。
風飄飄は、自分のせいで大ケガをした衛楚の身の回りの世話をさせられることに。初めての料理は大失敗、さらには掃除の最中に高価な骨董品を壊してしまう。多額の弁償代に頭を悩ませていると、衛楚が自分に師事すれば練習日数に応じて一定の金額を差し引くと告げる。どう考えても返済できないと考えた飄飄はその提案を受けることを決意。ただし、弟子入りには飄飄の祖父の許しが必要なため、2人は連れ立って家へ向うのだが…。
倉庫で待ち構えていた談臨の手下たちを、あっという間に打ち負かした風飄飄は、衛楚を連れて家に帰り、祖父に紹介。衛楚が衛式太極拳の掌門であることを知った祖父は、飄飄に有無を言わさず弟子入りの話をまとめてしまう。祖父の立ち合いのもと、弟子入りの儀式が執り行われるが、衛楚はこの件を暫く内密にするよう約束させる。その晩、風家に泊まることになった衛楚に、祖父は飄飄の子供の頃の話を懐かしそうに語るのだった。
風飄飄の作品が中日文化交流書画展に入選し、その会場で飄飄は、日本から来た留学生・月山旬と知り合う。書画の名家出身の月山は3ヶ月間、飄飄と同じクラスで学ぶことになる。一方、飄飄の師となった衛楚は自宅で、黒ずくめの武芸者の襲撃を受ける。応戦するも取り逃がしてしまうが、同様に白海洋の自宅も荒らされており、同一人物の仕業である可能性が高いと思われた。衛楚は弟子となった飄飄の特訓計画を作成、修練が始まった。
祖父と違って基礎を厳しく仕込む衛楚の教えに風飄飄は反発するが、借金返済のため仕方なく修練に臨んでいた。そんなある日、艾佳に階段から突き落とされそうになったところを月山旬に助けられ、ひと悶着が。ますます艾佳と靳柔の恨みを買ってしまう。翌日、飄飄が衛楚と月山旬に二股をかけているというネットニュースが学内をざわつかせる。事情を知った衛楚が飄飄の宿舎へ向かうと月山旬と鉢合わせし…。
風飄飄は親友で同室の蕭笑、そして月山旬と祭りを楽しむ。春節休みも終わって授業が始まるが、飄飄へのいじめはやまない。ついには水泳の授業前に水着が紛失する事件が発生。艾佳の仕業と知った飄飄は艾佳をプールに突き落とすのだった。一方、陳氷らの調査で八岐門とのつながりが浮上した談臨は黒覆面の人物と密会。飄飄の入試時の絵が本人の作品ではないという情報を得る。衛楚は周りの人々に飄飄への気持ちを悟られ始めていた。
入試で提出した絵について靳柔から問い詰められた風飄飄は、ついに真実を打ち明ける。生徒たちは除籍処分を迫るが、衛楚が助け舟を出し、2週間後の絵画展で絵を描いて実力を証明すれば在学が許されることに。月山旬と親しくする飄飄を見て動揺していた衛楚は、自分なりに優しさをアピールしようと絵の指導も開始する。一方、白海洋に懸命のアプローチを続ける蕭笑だったが、太極拳のことで頭がいっぱいだと拒絶されてしまう。
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