女性フォトグラファーの“O”は、乗馬クラブでルネという男性と出会い恋に落ち、Oはロワシーと呼ばれる館に連れていかれる。館に入ると最初にOは衣服を脱がされ、首輪をかけられ、男たちの前に連れ出され、鞭で打たれ、奴隷として絶対服従を命じられる。ルネへの愛のためにすべてを受け入れようと決意するOだったが、それは想像を絶する調教の始まりだった。
ロワシーでの儀式に染まっていくうちに、Oは徐々に外の世界の現実を忘れていった。ある日、Oは愛するルネの目の前で別の男に凌辱される。罪の意識を感じ、別の男を相手にあえぐ自分をルネは捨てるだろうと怖れたが、これも男たちに身を捧げるための準備に過ぎなかった。
Oはロワシーで複数の男たちから凌辱され、屈辱的な調教を受けていた。今までに経験した事のない倒錯の世界で過ごす日々。やがてOは少しずつ支配される事に悦びを感じるようになってきた。何週間が過ぎ、Oが愛するルネがロワシーに迎えにやって来た。しかし、それはOにとっては新しい調教の始まりを意味していた。
ロワシーから出たOは、愛するルネとファッション・カメラマンとしての生活を始める。ある日、ルネがOの友人でモデルのジャクリーヌに気があることに気づいたOであったが、自身もジャクリーヌを誘惑したい気持ちになっていた。ずっと昔から少女に魅力を感じていたOは、自分が少女たちに何を求めていたのか、今では理解できていた。
ルネはOを義理の兄ステファン卿のもとに引き渡した。Oはルネへの愛のために、ステファン卿にも服従を誓い、新たな調教が始まる。次々に無理な要求をされてもOはそれを喜び、ステファン卿の習慣や儀式も数カ月のうちに熟知する。3人を結ぶ絆が深まると同時に、別の女を誘い込む準備が進められた。次なる調教の標的は、Oの友人のジャクリーヌであった。
ステファン卿の命令でジャクリーヌを誘惑するOは悦びを感じるようになっていた。ふたりの関係は深まりジャクリーヌはOの部屋に移り住むが、Oは彼女をステファン卿に渡す気にはなれなかった。ステファン卿は、Oに女調教師アンヌ・マリーの館に行くように指示をする。アンヌ・マリーの役目は、Oの肉体に永遠の印を刻むことだった。
Oはステファン卿の友人アンヌ・マリーに預けられ、サモアにある邸宅で女だけの共同生活をした。女たちの性的な本能を高めることがアンヌ・マリーの目的だった。サモアの暮らしは贅沢であったが、それでもOは自分が奴隷であると、今まで以上に強く感じていた。
ステファン卿の依頼でジャクリーヌを誘惑したのはOだけでなく、ルネもまたその役目を担っていた。しかしそれはOにとっては耐えがたい事実であり、嫉妬を抑えきれなかった。そしてついにステファン卿はOを他の男に抱かせることに。このとき出会ったエリックがOを真剣に愛するようになるが、Oの悦びは愛でなく、奴隷として生きることであった。
ステファン卿の調教を受けるうちにOの心の中ではルネの存在が薄れ、ステファン卿に全てを捧げる自分に悦びを感じていた。O、ルネ、ステファン卿はそれぞれジャクリーヌにロワシーへ来るよう誘うと、予想外に彼女の妹ナタリーも同行することに。ジャクリーヌはOの境遇を嫌悪し軽蔑の目で見ていたが、ナタリーは羨望と好奇の念に打たれていた。彼女はOに恋をしたのだ。
Oの調教は最終段階に。次第に自我崩壊していくOを見守りながら、ステファン卿のみが不適な笑みを浮かべていた。そしてOは梟の仮面を被せられ、夜の舞踏会に…。
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