- シリーズ: 陰陽法師-無心-
- 配信話数: 全28話
配信中 : 1話 ~ 28話 - 配信期間: 2022/03/02 ~
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あらすじ
時は唐の時代、繁栄を極める都・長安の闇の世界では妖魔たちが跋扈(ばっこ)していた。陰陽師の無心(ムシン)と神医の尚青天(シアンチンティエン)は、妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、劉重霄(リウチョンシャオ)という科挙受験生が謎の死を遂げる事件が発生。全身の骨がばらばらに砕けたその死に方を不審に思った2人は独自に調査を始める。
時は唐の時代、繁栄を極める都・長安の闇の世界では妖魔たちが跋扈(ばっこ)していた。陰陽師の無心(ムシン)と神医の尚青天(シアンチンティエン)は、妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、劉重霄(リウチョンシャオ)という科挙受験生が謎の死を遂げる事件が発生。全身の骨がばらばらに砕けたその死に方を不審に思った2人は独自に調査を始める。
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第1話時は唐の時代、繁栄を極める都・長安の闇の世界では妖魔たちが跋扈(ばっこ)していた。陰陽師の無心(ムシン)と神医の尚青天(シアンチンティエン)は、妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、劉重霄(リウチョンシャオ)という科挙受験生が謎の死を遂げる事件が発生。全身の骨がばらばらに砕けたその死に方を不審に思った2人は独自に調査を始める。 |
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第2話崔鉞(ツイユエ)に金を返しに来て追い出された柳玄鵠(リウシュエンフー)と無心だったが、物音を聞きつけ部屋に戻ると崔が首に筆を刺して死んでいた。文壇対決で玄鵠に勝った者が相次いで謎の死を遂げたことから、花門楼の支配人は玄鵠に対決の辞退を促す。その処分に納得のいかない玄鵠は、自分の無実を証明するため、無心に調査への協力を申し出る。 |
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第3話師匠として崔鉞に殺された楊懐真(ヤンホワイジェン)に憑りついていた妖怪を葬った無心は、玄鵠に濡れ衣を着せようとした賀景明(ホージンミン)を役所に突き出し、ようやく玄鵠の無実は証明された。数日後、新たな大妖怪が出るという情報を聞きつけた無心と尚は、長安一の妓楼・玉香閣へ潜入するが、そこで驚くべき光景を目にする。 |
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第4話無心は玉香閣随一の妓・雪娘(シュエニアン)に執心して死んだ秦穆言(チンムーイエン)の霊が悪事を働いていること突き止める。一方、玄鵠は自身の秘密を打ち明けると言って、無心を呼び出す。そして、自分は余命1、2か月だが科挙に不利になるため黙っていてほしいと告げる。しかし、契りを交わす盃には薬が盛ってあり、無心は意識を失ってしまうのだった。 |
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第5話姿を現した秦穆言の霊の実体は妖女・雪娘だった。雪娘との壮絶な戦いを繰り広げる中、無心は戯楼に貼りめぐらされた銅鏡を壊すよう玄鵠に命じると雪娘の幻術は力を失う。捕らえられた雪娘は自分は元々イタチの妖怪であったこと、死んだ恋人の秦穆言の復讐を果たすため劇作家や俳優に死の制裁を下そうとしていたことを明かすのだが…。 |
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第6話長安の都で新たな妖怪探しを始めた無心と柳青鸞(リウチンルワン)。様々な目撃情報を聴きこむが、どれもそれほど大事件ではない。自分を殺してくれる妖怪との出会いを求める無心に、青鸞はなぜそんなに死にたいのかと尋ねる。すると、長く生き過ぎて疲れてしまったと答えるのだった。と、その時、無心は強い妖気を感じ、追いかけてみるが見失ってしまう。 |
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第7話青鸞を救出するため妖怪たちの巣窟に乗り込んだ無心がそこで見たものは、美しき女妖怪たちと楽しげに戯れるの青鸞の嬌態だった!何とか青鸞を逃がすことに成功した無心だったが、彼自身は妖怪たちの法術によって亀の甲羅を着けられた姿で捕らえられてしまう。そして、そこへ現れたのは妖怪たちの長老・塗堅(トゥージエン)だった。 |
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第8話「宦官」と書置きを遺して姿を消した玄鵠を探しに後宮を訪れた無心と青鸞は、賈(ジア)美人と呼ばれる妃嬪に出会う。妖気を纏ってはいたが彼女を妖怪だと断定する確証が得られない。しかし、その経歴を調べ上げるうちに奇妙なことが判明する。それは、かつてはさほど目立つ存在ではなかったのに、一晩にして絶世の美女に生まれ変わった、というものだった。 |
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第9話賈が怪しいと睨んだ無心たちは彼女の部屋へと忍び込むと、鍵のかかった大きな箱から、長明派によって一族もろとも箱に閉じ込められたと訴える塗長老の声が聞こえてきた。鍵を開けようと悪戦苦闘しているその時、皇帝の厨房に潜入していた青鸞の身に異変があった兆しが無心に届く。そして、とうとう賈が部屋に帰ってきてしまう…。 |
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第10話青鸞と玄鵠宛に実家から母親の訃報が届く。報せを受け葬儀に向かおうとする2人にもう1通の手紙が届いた。死んだはずの母からの「戻らないで」という手紙だ。それを訝しく思うが、すでに亡くなっているのは間違いないと無心は言う。状況の不自然さに殺された可能性を指摘する無心は、真相解明の手助けにと同行を申し出るのだが…。 |
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第11話母の死で寝つけぬ夜を重ねる青鸞だが、村の神木の下では守られたかのように安心して眠りにつく。実はその木には紀得住(ジードージュー)と紀不住(ジーブージュー)と名乗る兄弟のクヌギの精が宿っていて村を守護しているのだが、900年間も花を咲かせないという不思議なことが起こっていた。その上、村人の不忘症にも関わっているようだ。 |
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第12話柳家に帰って母の埋葬を阻止した青鸞。久しぶりの実家を無心に案内するが、召使の秋纓(チウイン)から母の死に妾の三姨(サンイー)母子が関わっているという話を聞く。母に嫉妬していた三姨が数々の嫌がらせをし、その心労が重なって病に倒れたというのだ。しかし証拠はない。無心は母子を動揺させ二人に祝由術を使おうと画策するが…。 |
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第13話青鸞たちの母の死因に疑問を抱いた無心はもう一度遺体を調べる。すると首元に銀の針が埋め込まれているのを見つける。最初に脳卒中で倒れた時にすでに命は尽きていたが、何者かが邪術を施した針で母を操っていたのだ。とその時、青天が部屋に漂う異臭に気付く。火鉢から油の匂いがすると分かった次の瞬間、霊堂は炎に包まれてしまう! |
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第14話秋纓殺害の犯人を見つけるため、柳家の屋敷を捜索する無心たち。盧佩華(ルーペイホア)の部屋に潜入していた青天は恐ろしい光景を目にする。彼女が黒猫に針を刺すと、猫が言葉をしゃべり始めたのだ。盧佩華は妖術を使えないとなると、黒幕は善化寺の法師に違いないと考えた無心は、相手が自ら動き出すのを待つ作戦に出るが…。 |
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第15話神仏に祈りながらも玄鵠の顔の火傷が治らないことを悟った父・複之(フージー)は、青鸞に「お前が男であれば」と辛く当たる。その言葉を聞いた青鸞は幼年時代の父との記憶を思い出し悲嘆にくれるのだった。無心はそんな青鸞に、満腹になれば身も心も満たされると言って食事をふるまい、自分の好きなように生きるべきだと助言をする。 |
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第16話柳家の秘宝を一目見ようと隠し通路に入った途端、三姨と緋鳶(フェイユエン)は気が触れてしまう。変わり果てた緋鳶の姿に驚きを隠せない婚約者の十七(シーチー)公子は彼女にアヘン入りの薬を処方し、その上、不吉な秘宝は壊すべきだと主張する。数々の事件に兄の金鵬(ジンボン)と公子が関わっていると考えた玄鵠は、複之にある策を持ちかけるのだった。 |
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第17話青鸞たちを捕らえた金鵬は、柳家への怨嗟を語り始める。かつて金鵬の実母は複之に苦しめられて死に、息子の金鵬も亡き者にされようとしていた。その復讐のため金鵬は柳家の秘宝を盗み出し、青鸞と玄鵠の母を邪術を施した銀の針によって操り人形にして利用していたのだ。そして、複之に母の苦しみを何十倍にもして返すと言い放つ。 |
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第18話金鵬や十七公子を陰で操っていた謎の法師の正体は白琉璃(バイリウリー)だった。遥か昔、無心は白琉璃に自分を殺してくれるよう依頼し、その条件として白琉璃の家で無償で奉公するという契約を結んだ間柄だ。ある日、どこからか人間の赤ん坊を連れてきた白琉璃はその世話を無心に頼むと、自らの数奇な生い立ちを語り始めるのだった。 |
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第19話かつて自分のもとから逃げ出した無心を捕らえた白琉璃。彼は長明派と組んで老祖の精気が封印された5体の玉俑を探し求めていたのだった。最後の1体が集まれば、その精気を法陣に合わせることで封印が解かれて老祖が目覚め、白琉璃の命も救われるというのだ。一方、無心の身を案ずる青鸞は、獄守から地下牢の様子を聞き心を痛める。 |
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第20話溟山への道中、白琉璃は体内に充満する黒妖気を自らの法力でなんとか抑えていた。その苦しむさまを見かねた無心は、自身の血を使って黒妖気を吸い出そうと試みるが、玄鵠が再び意識を失う。法力で一命は取り留めたが、その結果、白琉璃は激しく体力を消耗してしまうのだった。それでも旅を続ける無心たち一行に怪しい影が襲い掛かる! |
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第21話黒妖気に取り憑かれ死者が続出する中、無心たちの宿営地に長明派の少祖を名乗る男が現れた。少祖は、自分の持つ護身符があれば黒妖気から身を守れるという。しかし、彼が現れた真の理由は、無心の法術を利用して法陣の封印を解き、老祖を目覚めさせることだった。しかし、その結果、集められた玉俑は砕け散り、玄鵠の命も絶たれるという。 |
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第22話無心たちの周囲で兵士の失踪事件が起こる。白琉璃から調査を依頼された無心が辺りを捜索していると、崖の下で兵士の遺体を発見する。遺体の状態からすると転落死ではなく、精気を吸い取られての衰弱死と考えられる。どうやら護身符で抑え込んでいた黒妖気が再び暴れ始めたようだ。一方、玄鵠は法術を習うため、少祖のもとを訪れるのだが…。 |
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第23話無心と白琉璃は、玄鵠たちの罠にかかって地下の万妖池に閉じ込められてしまう。その間に玄鵠は老祖の法力を使って最後の賭けに出ようとする。玄鵠と少祖は玉俑と丹炉を用いて老祖を復活させる儀式を始める。一方、白琉璃は引仙陣に吸い寄せられ次第に体力を失っていくが、無心たちを救うべく青鸞は地上から万妖池の出口を探していた…。 |
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第24話青鸞は玄鵠を連れて金鵬のもとから逃げるが、追っ手に迫られ斬り合いになる。無心の加勢で一転して窮地に追い込まれた金鵬は、玄鵠を人質にとり、もろとも崖から身を投げるのだった。玄鵠を追って崖から飛び降りた青鸞を無心は辛うじて助けることに成功する。しかし、気を失っていた青鸞が目覚めたとき、そこには玄鵠の姿はなかった…。 |
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第25話愛する金鵬を失った佩華は、複之への復讐のため柳家の祠堂に火を放ち自害してしまう。一方、死んだ玄鵠の魂は青鸞に乗りうつり、徐々にその肉体を支配しようとしていた。時に異様な言動をする青鸞の変化に気付いた無心は、青鸞の中の玄鵠を消し去ろうとするが、弟の存在を感じたい青鸞に猛反対されてしまう。ある日、無心は青鸞を街に誘い出すが…。 |
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第26話白琉璃に取り憑いた老祖を捕まえそこねた無心たちは、手掛かりの黒妖気を追っていたが容易には見つからない。柳家の屋敷にその気配を感じることから無心たちはじっと機会を待つことにする。一方、玄鵠は昔の恋人たちを忘れられない無心が姉を傷つけていると訴え二人の仲を裂こうとしていた。そんな中、白鶴が黒妖気に襲われる事件が発生する。 |
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第27話柳家の庭と屋敷を捜索した無心は、残る複之の居室に老祖が潜んでいるに違いないと睨むが、体内に入り込んだ玄鵠の魂が無心を操り始める。と、その様子を窺っていた複之の身を借りた老祖が姿を現す。実は無心の奇妙な言動は、老祖をおびき出すための演技だったのだ。無心は老祖に、複之を自由にする代わりに自分の肉体を差し出すと持ち掛ける。 |
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第28話青鸞を救うため、老祖の魂を自身の肉体に取り込んだ無心は、意識を失った青鸞を抱きかかえ白琉璃たちと丹炉の中に逃げ込む。しかし、外から老祖に激しく攻撃され、長くは持ちそうにない。白琉璃は老祖を倒す最後の手段として、自らの身体に引仙陣を描き、無心の血と自分の法力を合一させることを提案する。しかし、それは白琉璃の死を意味するものだった。 |