マンガ家になるまでの七年間、北海道で実家の酪農・畑作業に従事していた荒川弘。年中無休で働き、牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄されるというハードな日常を送っていた……。日本の酪農・農業の苦しい現実を捉えつつも、汗水垂らして働く大人(時々コドモ)の、笑いたっぷり、パワーもたっぷりなカッコ良い生き様に刮目せよ!!
すべてではない。けれど、エリアスを、自分を受け入れることができたチセ。カルタフィルスがひとときの眠りにつき、日常を取り戻した彼女の元に届いたのは、魔術師たちの相互扶助組織『学院』への招待状だった――。大英図書館の地下……今までとは違う魔術師達の社会。“人”との出会いと交わりが、新たな扉を開いてゆく。これは、私(あなた)を救う為の物語。
世界の崩壊がはじまった。暴走するメイクーモンは、暗黒進化したテイルモンを吸収し、強大な力を持つオルディネモンに姿を変える。イグドラシルの思惑通り、現実世界がデジタルワールドに呑み込まれようとしているのだ。絶望が迫りくる中、選ばれし子どもたちは懸命に前を向く。太一のいない今、代わりになれるのはヤマトしかいない。「世界を救うために、やるべきことがある!」ガブモンはヤマトを力づけ、アグモンは信じている、太一は必ず戻ってくると。一方のホメオスタシスは、もはや手のつけられなくなったオルディネモンを処分するため、現実世界を巻き込む最終計画を実行に移そうとする。何とか破滅を食い止めようと、子どもたちとパートナーデジモンは必死の戦いを続ける。「すべての光はメイクーモンの中に…」失意に沈むヒカリに届く、テイルモンの声。そして子どもたちに、最後の決断を下す時が訪れる。選ばれし子どもたちが、自ら選んだ未来とは―?今、再び 冒険が進化する―
新しいテクノロジーが発展した、ほんの少し先の未来。SNSでは「ホログラムゴースト」と呼ばれる真偽不明の怪奇現象の噂が飛び交っていた。中学1年生の天ノ河宙は、父が残した「デジヴァイス」という謎のデバイスを起動したことで、普通の人には見えない未知の生き物――「デジモン」たちの姿が見えるようになる。父から預けられたやんちゃなデジモン「ガンマモン」と出会ったその日から、宙は様々な怪奇現象に巻き込まれていく。人間の時間を盗む「口縫い男」や、夜な夜な徘徊して人間をさらう「ミイラ男」……。ホログラムゴーストは、すぐそばで私たちを狙っているのだ。ここから先は、誰も知らない世界の裏側の物語。宙はガンマモンや仲間たちとともに、デジモンたちが生きる不思議な世界に足を踏み入れていく。
ごく普通に学校に通う殺し屋ソーニャとおバカなやすな。ふたりを中心に、可愛らしい絵柄からは想像できないちょっぴりバイオレンスな日常が繰り広げられる!
ここは下町・丸子商店街。この一見フツーの通りに存在するメイド喫茶「シーサイド」。そこで働く女子高生探偵に憧れる天然少女・嵐山歩鳥と、そつなさで人生をこなす辰野俊子に、メイド服が何気に似合うバアサン・磯端ウキが繰り広げる、メイド喫茶じゃない、メイド喫茶コメディー。
自然現象・物理法則の再現、物質の生成を超物理的に行うための技術体系〈咒 式〉。この咒式によって、人類はかつて〈魔法〉として恐れられた力を自 在に 操ることに成功した。〈咒式〉は生活のあらゆる分野に恩恵をもたらし、跋扈し ていた〈竜〉や〈異貌のものども〉すら駆逐する勢いで、急速な発 展を遂げて いた。咒式を使い、問題解決と賞金稼ぎの生業に明け暮れる、ふたりの攻性咒式士、ガ ユスとギギナ。混沌とした国境の街、エリダナで咒式士事務所を構える 彼らに 〈竜〉を狩る仕事が舞い込むのだが、それは絡みあう陰謀と策謀の始まりだった――。