「君が好きだ」輝かしい経歴を持つ美貌の小説家エリックは、新進気鋭のフォトグラファーのアンヘルから想いを告げられる。しかしエリックには、彼の好意を素直に受け止められない過去があった。クリエイティブ業界に身を置く4人の男性が、魅惑の街ニューヨークでそれぞれに「何か」を探し求める。 (※こちらは「ニューヨーク・フォーサム」を単話ごとに収録した分冊版になります。)
新たな人間関係を見つめ直すエリック。そんな中、役者として成功を目指す弟ヨアキムはアンヘルとの距離を縮めて行き…。
アンヘルを愛し始めたことを自覚するヨアキム。その想いはアンヘルの恋人である兄エリックとの間で揺れ動く。高まっていく感情にヨアキムはついに……。
エリックのもとに、「あの人」が危篤だという知らせが届く。避けてきた過去と向き合う覚悟を胸に、彼は思い出の地へと旅立つ。そこで見つけたのは、かつて失ったものと、新たに芽生えた想い――。愛することに不器用な男たちの物語は、静かに終わりを迎える。