ここは東京・浅草にある下町の商店街。老舗人形焼き屋「橘屋」では、修業中の弟子マルチェロが、なかなか一人前になれない自分に落ち込んでいた。不甲斐ない自分を情けなく思うマルチェロだが、そんな時、母国の父が倒れたという知らせが。半人前の自分には休んで帰国する資格がないと言う彼に、師匠の親父が言った意外な言葉とは……!? 心をつなぐ下町人情物語シリーズ第16弾!!
東京・浅草の商店街にある人形焼きの「橘屋」。女将のかほるは、骨折で入院した父のことを心配していた。同居を勧める娘に対し、「迷惑をかけたくない」と断わる父。急に弱気になった父を見て落ち込むかほるに、頑固親父の拓男が意外な提案をする。それは商店街中を驚かせるもので……。愛と笑顔があふれる下町人情物語シリーズ完結編の他、母を支える小さな娘の大きな勇気を描いた読み切り『パパの子守歌』を収録。