生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第八弾。渋滞の中、急いで着いた依頼先には、ひとりの女性が苛立ちを隠せない様子で立っていた。代理人というその女性は立ち会わず、見積もり・清掃・荷物の廃棄を依頼した。森内と大月は、中に入って、作業を行う。今日は清掃のみだが、明日荷物の運び出しを行う予定だ。故人は、ベッドの上で孤独死されたらしく、そこだけは腐敗が進んでいた様子。部屋の持ち物から中堅の男性サラリーマンのようだった。その依頼人は、その息子…そして代理人は元妻…という。20年以上も会っていない元家族の事態に淡々とした態度もわかる気もするが…。
孤独死した80代女性の部屋の特掃。外まで異臭が漏れるほど汚染された部屋で遺品の中からある物を懸命に探す女性の兄。それは兄妹にとって、貴重品や金目の物よりも価値のある決して捨てられない遺品だった。
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一二弾。死後一カ月経った孤独死の特掃。シングルマザーだった故人が肌身離さず持っていた、亡くなった息子さんのへその緒。お棺に入れてあげられなかったへその緒を、せめて母子一緒に供養する為に提案したことは――
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一三弾。たかが「品物」でも、思いが込められた時、その価値は大きく変わる。去来する様々な思い出と葛藤の果てに、残された人々が遺品を手離す理由とは?
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一四弾。老い、病…親しくしてきた人に死の影が迫り、自分が残されてゆく存在だと知った時。相手にとって、自分にとって、貴重な瞬間を少しでも多く積み重ねてゆくには?愛する存在との別れに、残された時間をどう過ごすか、人は誰もが正解のない問いに向き合う。
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一五弾。疎遠になっていた家族、濃い月日を共にしたペット、かけがえのない絆を紡いだ友人…。人は大切な誰かによってそれぞれの人生に彩りを得る。その時間に限りがあるからこそ、誰かの大切な存在になりたい。それは多くの死と向き合っているヒューマンズのスタッフも同じで…。人間が持つ普遍的な願望を描く。
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一六弾。社会とつながりながら孤独死した社長、老母を残し自死した娘…。人の絆の複雑さを追いながら故人の足あとを消してゆくヒューマンズのスタッフたち。一方で家族に縁が薄く孤独な森内と林にとって、第二の家族ともいえる八重の病状が進んでいく。愛する者の死。それでも明日は訪れる。自らの生命の限りを胸に生き続ける人間の足どりを描く。