容態の急変した八重のもとへ駆けつける森内と林。二人を認識した八重は林の手をさすり、優しく言葉をかけた。八重がこの世に自分をつなぎとめる楔と言っていた林を気遣う同僚たち。森内は林の母が送った母子手帳を見つけ、そこに記された言葉に新たな希望を見出し…。
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第51話。関がたまたま見つけた"断捨離"の本を読みながら、年末の大掃除の前準備を行ったという。なかなか生活の中で増えたモノは捨てられない…。そんな話題の中、特別清掃の依頼が入った。ふたりがその場所に向かうと老人がひとり部屋から出てきた。妹の遺体痕の消毒等をお願いしたいとのこと。だが、老人はモノがあふれた家の中で何か必死に探しものをしている…。かなりのにおいの中、ずっといたのであろうか…どうやら故人との大切な思い出らしいが…。
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第52話。人はひとりでは生きてはいけない…。でも、人と関わりたくない時もある…。それぞれ生きていきながら、いろんな事情を抱えながらも、一定の距離を保ちながら暮らしている。そしてどんな理由かはわからないが、依頼人が現場に着き添えないということもある。しかし、今回は見積もりの際…依頼人はおろか、仲介人までもが現場から去って行った。仕方なく作業に入った大月とまいは、自殺ではなく病死と言われる現場で、故人の亡くなるまでの状況をなんとなく知ることになるが…。
特別清掃――特別だけれど特別じゃない、一般の人では困難な状況をプロとして処理する、死後現場の清掃・消毒作業。生活感が一切感じられない全面鏡張りのリビングで、プロとして死と向き合う社長と大月が感じたのは…
血の海と化した自殺現場での特掃。なぜ弟は19歳で死を選んだのか――心を置き去りにされた自死遺族の依頼内容は、特殊清掃とある物を探し出すことだった…。
それは珍しく普通の依頼――遺品整理でも特掃でもない、引っ越しの為の不用品処理。部屋に溢れかえった同棲相手との思い出を全て捨て、再出発を決めた依頼人が生きる為に命の足あとを付ける決意だった。
死後一カ月経った孤独死の特掃。シングルマザーだった故人が肌身離さず持っていた、亡くなった息子さんのへその緒。お棺に入れてあげられなかったへその緒を、せめて母子一緒に供養する為に提案したことは――
腐敗や悪臭といった汚染はまだない孤独死の部屋。今回は遺品、家財道具処理のみで大丈夫と判断したが、一方的に攻め立て部屋の密閉と消臭消毒を過剰に要求する隣人。クレーマー隣人が孤独死を通して見たものは――。
作業員が機械に挟まれ事故死した工場からの特掃依頼。特殊な機械で知識もない、安全バーさえ破損した危険が伴う現場。機械メーカーからも断られ、最後の頼みの綱となったヒューマンズの決断は?当たり前の日常が崩れる事故の悲劇…前編
工場からの特掃依頼を受けることになったヒューマンズ。主電源は切れてるとはいえ、危険を伴う特殊な機械の清掃。圧死した故人と同じ体勢で作業する大月を見守る、まい子の願いは――。当たり前の日常が崩れる事故の悲劇…後編
亡くなった息子さんの遺品処理の依頼。親御さんに何度も確認をし納得の上での依頼だったが、前日に急遽キャンセルの電話が…。一歩踏み出すお手伝いができたら…と、依頼人に話を聞きに行くが、そこで語られた遺品に隠された悲劇とは。