「日本では欧米で使われている多くの抗がん剤が使えない。」辻本良江・ある平凡な主婦が永大を受診する。病名、膵臓がん。斉藤は、小児科を経て、がんを扱う第4外科へ研修の場を移していた。辻本さんへの対応を通して斉藤が目にしたものは、そんながん医療の現実。そして、第4外科に来る前にわずかだけ所属した小児科の現実。二つの現実が斉藤に教えたのは、システムの制約の中でしか医師は腕を振るえない、という事だった。告知、抗がん剤、転移、再発・・・がんはあきらめざるを得ない運命なのか。がんを患い、心をさまよわせる「普通」の人間たちを前に、斉藤には何ができる?日本中をうならせる大ヒットリアル医療ドラマ、「がん」を描く!
「精神障害者を装えば無罪になると思ったんでしょうね・・・」連日のマスコミ報道が、精神科の病棟に波紋を広げていく。伊勢谷は報道に含まれた嘘に気づき、ある推論を門脇に伝えた。「男が殺人を犯したのは病が原因ではない可能性があります・・・」詐病疑惑。その可能性を追い、門脇は取材を開始する。しかし精神病弾圧の流れは、一人の記者に止められるものではなかった。そんな中、事件報道を見て混乱した小百合は、自責の念にかられてしまう。精神障害者に容赦のない冷徹な視線が浴びせられる!!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰 漫画onWeb http://mangaonweb.com
「我々は世間に間違ったイメージを与えてしまったんだぞ・・・!」マスコミの過熱報道によって、精神障害者を危険視する流れは加速していた。その渦中に小沢は退院する日を迎える。無防備な心は傷つき、追い詰められ、そして・・・悲劇は起きた!「知りたい」、「それに応えなければならない」。大衆とメディアの間で交わされた密約は、暴力となって精神障害者を陥れる。"精神科編"も佳境、精緻な描写をもってリアル医療ドラマが「報道被害」の実態を抉り出す!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰 漫画onWeb http://mangaonweb.com
「この先どこへ行っても自分が変わらなければそれでいい」組織の論理に手足をしばられた新聞記者。変わらないことに疲れた精神科医。偏見に屈し生きることに絶望した1組の恋人。それでも彼らは再び歩き出す。自分の信じるものを追って。人生が試す剛さと誰もが宿す弱さを、渾身の力で描いた精神科編、堂々の完結!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰 漫画onWeb http://mangaonweb.com