盗みのプロや殺し屋、そして犯罪組織でありながら美術鑑定家も擁する美術品窃盗集団・加賀山グループ。彼らはコレクターの頼みに応じてどんな所からでも盗み出し、またその依頼には政界・財界・法曹界の大物が絡んでいるといわれる。加賀山グループの盗品蔵を訪れた元総理大臣・下川は、世界の裏の裏まで影響力が及ぶ男。彼が持つ「免罪符」は行政、司法、民間企業、海外の有力者などなどが絡んでいると推測されていたが、免罪符をつくったのはもっと強力な組織であった。免罪符の効力を軽視し無視する者もいたが……そのせいで日本が倒産する!?収録作「猿投天目(さなげてんもく)の秘密6~8」ほか「柳宗厳、見参」「Ryu国際画廊1~2」
グッゲンハイム財閥の、百兆円を越える莫大な遺産を相続したリュウ。今まで愛した女たちと終の棲家を求める旅に出るが、永遠の離別をさせようと目の前で自殺を図る……。しかし、一命を取りとめたリュウ。その代償で記憶喪失になってしまう……。そしてリュウは記憶を取り戻すべく、同じく記憶喪失のクルシー・ランニングと共に、フォックスウッドカジノを訪れるが……。収録作「デルヴォーの夜汽車1~2」ほか「美闘(アートウォー)1~5」の全7話を収録。
一命を取り留めた代償に記憶を失うリュウ。失われた記憶を取り戻すべく同じ記憶喪失の女・クリシーとフォックスウッドのカジノに向かう。カジノの長・レッドベアの計らいにより、リュウはカジノの宝物庫・通称「黒の森(ダークウッド)美術館」の鑑定人の座を賭けて宝物庫の女番人・シカリと死闘を繰り広げ、勝利とともにレッドベアとのかつて死闘を繰り広げた記憶の断片を手に入れる。その夜、レッドベアが日本のある組織に暗殺され死の間際、リュウに「日本の歴史を根底から覆す金印をある一族に返してほしい」と遺言を残し、この世を去っていく。その遺言に従い、リュウは暗殺組織がいる日本へ向かうのだが……。収録作「美闘(アートウォー)
歴史上最初の暗殺で使われた銃(コルト・ドラゴン)を探しだすため、銃市(ガンオークション)に参加しようとするリュウ。しかし資格がないため、銃市を仕切っている范美麗(ハンミレー)に断られる。そこでオープニングショーで銃を使ったセックスショーすることで参加資格を得ようとする。范美麗は、自分を抱き感じさせれば資格を与えると交換条件を持ち出す。リュウは「オレはお前の心を抱く」といい、彼女を抱きよせ……。収録作「銃市(ガンオークション)3」ほか「香港そして上海1~4」の全5話を収録。
范美麗の姪で世界最高の性人形(セックスドール)の姉妹を守ることとなったリュウ。闇社会の一人・判事(ジャッジ)が彼女達を執拗に狙っていた。范美麗の妹・潭淫花のところへ逃げ込むが裏切られ意識不明の重体に陥る。判事はリュウに止めを刺そうとするが姉妹たちが体を張り、リュウを守ろうとする姿に一時休戦しリュウを病院へ運ぶ。だが判事の彼女達への妄執は抑えられず、彼女達を奪うべくリュウに決着を挑むのだが……。収録作「香港そして上海5」ほか「白青龍(パイランロン)」「大団円1~3」の全5話を収録。