自衛隊機の首相官邸攻撃を阻止できなかった責任は、いつしか板垣首相に向けられた。WHOの存在は否定され、自殺した自衛隊幹部の愛国的糾弾にさらされる板垣。そこまで偏った愛国者に洗脳できるのは、卵生の木鐸と呼ばれ、政財界や自衛隊にも信奉者の多い霊能力者・竜宮院巫女しかいないと確信した板垣は、木葉たちを伴って鎌倉の竜宮院に乗り込んだ。雪藤も木葉からの援助要請を受けて加わるが、竜宮院に『ゼウスの剣』の教祖・ミノタウロまで現れ、板垣の腹心・藤堂が命を奪われた。雪藤・木葉の秘術も跳ね返され、最早打つ手はないかと思われた時、死んだはずの松田が出現する。怒りのエネルギーを跳ね返すミノラウロの第三の目もものとせず
松田に負けたデビルXもキングに殺され、東京湾に浮かんだ。お台場跡の小島にXの死体を運び入れた松田と雪藤は、そこの洞穴がキングの住処だと知った。そこにいたキングの愛人・ヒジュラから挑戦される松田だが、女とはやらないと拒否。代わりに雪藤がその場でヒジュラを倒した。そこへやって来た我魔は、勝手に選手を使い物にならなくしたことを怒り、キングへの挑戦権を賭けて松田と雪藤が戦うことを命じる。これも宿命と、雪藤と松田は互いと死合うことを決意した。雪藤の鍛えた指剣と、松田の剛拳が激突する!究極の戦いの中、雪藤の無も松田の発勁によって破られた。二人の限界を超えた戦いは、ブラック・エンジェルズの血の宿命なのか?「
戦いの後、深い昏睡状態に陥ってしまう雪藤と松田。我魔は彼らが強さを求める戦士ではなく、殺し屋であることを悟った。地下ファイト会場でキングと戦わせることを諦め、自分独りが観客となってキングと松田たちの死合いを観たいと話す。それを聞いたキングは、病院の二人に襲いかかった。覚醒した松田と雪藤は、悪を倒すのがブラック・エンジェルズだとさけび、キングを屠って我魔の目を潰して去った。「地下ファイト」14~17以下「板垣市中見回り」「覚悟と責任」「血税投入」「エンジェル」を収録。
幼馴染の正一を、いじめっ子と一緒になって死なせてしまった川田。イメクラで働くナミに慰められて仕事にも励んでいたが、昔のいじめっ子だった男・佐竹がナミを拉致して、過去を会社にばらされたくなかったら500万円出せと脅してきた。正一の両親に謝罪の為、毎月仕送りしている川田には、そんなカネはない。出さなければナミを殺すと迫る佐竹を、雪藤が刺殺した。そして人を殺した人間は、殺された人間の業を一生背負わねばならぬと川田に語る。ずっと正一の家の前に土下座を続ける川田。閉ざされた扉は開くのか?「ナミちゃんの宿命」以下「蛇頭市」「ヤミ金融」「米大統領暗殺」1~4を収録。