地位も財産も、何も持たない少年。 「サル」と呼ばれた彼の、やがて天下を手にするまでの波乱万丈な生涯を、実力派作家の美しいイラストで描き出しました。 総合監修には、キャリア約20年・著作300以上の実績を持つ歴史研究の第一人者、加来耕三先生を迎え、重厚な構成が実現。 立身出世こそ生きる道! 日本で一番成り上がった男の、サクセスストーリーのすべてがここにあります!
尾張国の有力武将・織田信秀の嫡男として生まれた信長は、同世代の家臣たちを引き連れて、日々城下を暴れまわり、大うつけと呼ばれていた。尾張国を取り巻く、美濃国の斎藤道三や駿河国の今川義元といった強豪を横に、信長はひたすら馬を走らせ、剣術や鉄砲術を学ぶ。破天荒な信長の行動や考えが理解できない織田家の家臣たちは、信長の代わりに弟の信行を担ぎ上げようと動き出す……。若き織田信長の尾張統一までを鮮やかに描く!
志摩国の海賊衆・九鬼嘉隆は、近隣の地頭たちと常に勢力を争っていた。伊勢国司・北畠氏に攻められた九鬼家は当主の兄を亡くし、逃亡を余儀なくされる。嘉隆は織田家家臣・滝川一益との出会いを機に織田信長に仕えると、伊勢侵攻する織田水軍を任され、志摩の制圧に向かう! 信長の伊勢長島一向一揆鎮圧で戦功をあげ、敵対する大坂本願寺方の毛利水軍に対し、巨大な鉄甲船を率いて活躍した海賊大将・九鬼嘉隆の激闘の物語!
尾張国で百姓仕事に精を出す小竹(のちの秀長)のもとに、幼い頃に家を出て行った兄が戻ってきた。兄は木下藤吉郎と名乗り、小竹を武士にして仕事を手伝わせるために迎えに来たという。気が進まないまま兄に連れられ、手伝いを始める小竹だったが……。名もなき百姓だった秀長が、たぐいまれな実務能力で外交・軍事・政治を支え、秀吉を天下人へと押し上げる! その激動の生涯をダイナミックに、時にコミカルに描く傑作。
常陸国鹿島神宮の神職の家に生まれ、「一の太刀」を会得して鹿島新当流を開いた塚原卜伝。上野国大胡城主として長野氏に仕え、数々の合戦で功をあげた新陰流の創始者・上泉信綱。一刀流を編み出したのち諸国をめぐり、弟子二人の決闘に立ち合って後継を定めた伊藤一刀斎。戦国の世にあって天下に名だたる剣豪たちのオムニバスストーリー!