「大切な人たちを守れる冒険者になる」。その決意を胸に、万能職から一人前の冒険者になるための条件として死地・城塞迷宮の調査団に参加したロア。団長アイリーンの不条理な命令に団員の不満が高まる中、迷宮の前に広がる「禁断の森」に入った調査団を黒い影たちが狙う――。
一人前の冒険者と認められる為、城塞迷宮調査に加わるロアはその機転により不死者の大軍を退け、ついに別ルートから迷宮を目指していた冒険者パーティ「望郷」との合流を果たす。お互いの無事を喜び合ったのも束の間、その夜には迷宮を支配する強大な魔獣が放った氷魔法の急襲を受け――? 一方、アマダンの街ではロアを高く評価する商人、コラルドのもとに意外な客が訪れていた――。