近辺一帯に再開発話が持ち上がった『富み久』。親方が出した結論は、『富み久』の分店・『分富み久』をつくることだった――。『分富み久』の板長として、また『富み久』の正式後継者として命を受けた山村。そして、『富み久』本店に残り、板長をまかされた蒼太。もし、再開発によって『富み久』がなくなったとしても、お店の「魂」である料理を引き継ぐ場所を用意した親方の判断により、新展開!銀座・板前修業日記、北丘蒼太が青春のすべてを和食の修業に捧ぐ!!
体調を崩し、皆に心配されながら入院した親方だったが、みるみる回復し退院した。兄弟子・山村の『富み久分』が大人気店となっているのに対し、『富み久』の客入りはいまひとつで、焦りを隠せない若女将・さつきは、蒼太のおとうと弟子で赤坂の名店で働く須貝を「助」によび、蒼太に外へ勉強に出ることを言いつける。『富み久』の板長まで務めた蒼太を受け入れてくれる店は、果たして東京にあるのか? そして、蒼太を慕う雅美も暇を申し出て…。10年におよぶ人気連載作品のコミックス完結巻!!