悩みを深める若女将が、夜中に酒を飲んでいるのを見て、見習いの乙部が蒼太に相談する。さつきを元気づけ、やる気を取り戻させることはできないだろうか。以前は旭山動物園の飼育係で、学生時代は生物部だった乙部は、さつきを蒼太に誘い出してもらい、サプライズの演出を計画する。それはなんと、隅田川の川辺に、ホタルの光を現出させることだった…!! さらに、立ち飲み屋『みなと』を舞台に、なぜかプロレスラー同士の格闘技戦が勃発、今度の『蒼太』はアクションも満載の超娯楽巨編です!
蒼太の後輩・雅美の料理が、食通の評論家に酷評された。雅美の心は激しく揺れ動く!一方、「僕は北海道料理を東京に伝えたいんじゃない――」、ある決意をした蒼太は故郷・北海道へ向かう。果たして、北海道の料理を封印することがよいことなのかどうか……。蒼太は故郷でかけがえのない溢れる想いに気づかされる。
人手不足の『富み久』に、待望の新人が入ってきたのはよかったが、初日、母親に付き添われてやってきた新人クン……。買い出しも、洗い物も、下ごしらえも追い回しとしてはまるっきり失敗の連続の後輩に、厳しく叱ることができない蒼太だったがついに事件が!そして、神楽坂で自分の店を持つことになった花ノ井が、『富み久』の親方・久五郎に仰天の申し入れが――!!蒼太、どこへ行く……!?
花ノ井から、自分の料亭に板前として来てほしいと誘われた蒼太の決心は!?そして、板長・山村に実家の問題が出てきて、板長代行をすることになった蒼太は新たな料理へ気持ちに気付かされるのだった。一方、蒼太という「存在」に気付いていく若女将・さつき、『富み久』波乱万丈!?の第23巻。
フグの調理師免許試験を、須貝と一緒に受けることになった蒼太。親方に「失敗があったら何が起こるかわかってるのか」と言われ、蒼太は「二度目はないつもり」と大見得を切ってしまうが……?一方、ひと足早く自分の店を開業した花ノ井の元を、『富み久』の親方・久五郎が訪れる。そして、いただいた野菜に導かれて蒼太が知った、農業が抱える衝撃的事実とは!?
会社を辞め、野菜づくりに身を投じた男。彼から聞かされた日本農業の危機に、蒼太も想いをはせる。料理人にできることは何か……?そして、料亭にとっては、かき入れどきの年末に、神楽坂の『花ノ井』へ助(すけ)に行くよう、親方から命じられた蒼太。『富み久』での自分の存在に、疑問が芽生える蒼太――。激戦区・神楽坂で奮闘する花ノ井の店は、どうなってゆくのか――!?
神楽坂の『花の井』での助(すけ)にも慣れて来た蒼太は、不自然な時期に「助」として入った理由を富田の親方から聞かされる。動揺、そして葛藤。しかし、立ち止まってはいられない!故郷の北海道へ飛び、魚が溢れる海に潜り、人の情けの温かさに泣き――。蒼太に試練の第26巻!
北海道から蒼太が戻り、神楽坂の『花ノ井』が、いよいよ「一握会」の来訪を受ける日が来た。一世一代、真剣勝負の日に出す料理とは?カリスマ美食集団の評価は!?そして、『花ノ井』での助を終えた蒼太は、『富み久』に戻ってくるのだが……。親方の富田はどう応える?
各界の名士が集まった美食集団「一握会」の面々が、ついに『富み久』を訪れた。彼らの要望に蒼太たちはこたえることができるのか!?そして、常連の御意見番・実日堂とともに、『富み久』を訪れた初老の客は――?明かされる『富み久』開店時の秘話、そして現在直面している大きな問題が!蒼太、さつきたちをめぐる運命の歯車が、いま大きく動き出そうとしていた――!!
近辺一帯に再開発話が持ち上がった『富み久』。蒼太は?さつきは?雅美は?青柳は?――そして、親方は?それぞれの想いが綯い交じる。蒼太、さつきたちをめぐる運命の歯車が、いま大きく動き出そうとしていた。銀座・板前修業日記、北丘蒼太が青春のすべてを和食の修業に捧ぐ!!
近辺一帯に再開発話が持ち上がった『富み久』。親方が出した結論は、『富み久』の分店・『分富み久』をつくることだった――。『分富み久』の板長として、また『富み久』の正式後継者として命を受けた山村。そして、『富み久』本店に残り、板長をまかされた蒼太。もし、再開発によって『富み久』がなくなったとしても、お店の「魂」である料理を引き継ぐ場所を用意した親方の判断により、新展開!銀座・板前修業日記、北丘蒼太が青春のすべてを和食の修業に捧ぐ!!