蒼太を慕って、幼馴染みの吉屋純子が北海道から上京してきた。“富み久”で仲居として働き始めたが、仕事に不慣れなため失敗の連続――。常連客の近藤が忘れていった携帯電話に気づきながら、用事が立て込んでいたこともあって、そのまま物入れの陰に置いてしまっていたのだ。「接客サービスは女将の責任」と、近藤への携帯の返却を買って出る“富み久”の女将・富田キクヨ。純子も同行を志願し、その帰りにキクヨからあんみつをご馳走になる。が、あんみつが苦手な純子は――?
体調を崩し、皆に心配されながら入院した親方だったが、みるみる回復し退院した。兄弟子・山村の『富み久分』が大人気店となっているのに対し、『富み久』の客入りはいまひとつで、焦りを隠せない若女将・さつきは、蒼太のおとうと弟子で赤坂の名店で働く須貝を「助」によび、蒼太に外へ勉強に出ることを言いつける。『富み久』の板長まで務めた蒼太を受け入れてくれる店は、果たして東京にあるのか? そして、蒼太を慕う雅美も暇を申し出て…。10年におよぶ人気連載作品のコミックス完結巻!!