元気を取り戻し勇介と向き合うことを決意して東京に戻った圭。しかし、荒んだ生活を送る勇介は歩み寄ってきてくれた圭に対し素直になれないでいた。一方、勇介に家に帰るよう諭された絵里は、圭と勇介の仲が戻ったのではないかと嫉妬に駆られる。無意識のうちに勇介の通う学校へ訪れた絵里は、下校中の圭を見かける。絵里はそのまま後をつけ、車の行きかう道路で圭の背後に立ち…!?
自立を目指し、勇介のもとを離れアパートを借りた杉村。学校も辞める決意でアルバイトを探し始めた杉村と学校に通う勇介はすれ違いの生活になる。しかし、また一人暮らしになった勇介のところに友人の河島と今川が転がり込んでくる。河島と今川、そして杉村のそれぞれの人生観に触れた勇介は、自分の無力さを感じずにはいられなかった。さらに陸上部キャプテンの事件で塞ぎこんでいた河島だったが、どうやら最近は圭のことが気になるようで…?
杉村が上級生の男子生徒に言い寄られていることを知った勇介は、嫉妬しながらも同時に安堵感を覚えている自分に嫌気がさしていた。恋愛にも進路にも悩み続ける勇介。 春休みに入り帰省しようと駅に向かうが、勇介はいなかとは違う方向の列車に乗り、知らない土地の海辺で一晩考えこむ…。自分を見つめなおした末に勇介が向かった先は、圭が一人暮らすアパートであった。圭に自分の気持ちを告げようとする勇介だったが…!?
圭の口から、自分のしでかした過去の失態を聞かされた勇介。居ても立っても居られず夜中に圭のアパートを訪ねると、彼女は不服ながらも部屋にあげてくれる。圭と話をして元気を取り戻した勇介だが、一方で杉村のことが心にひっかかったままであった。しかし、その後圭が勇介の家に訪れ家事をしてくれたことに何とも言えない安らぎを感じる勇介。圭に家に戻ってくれるよう打診をするが…。
火事の被害のため、圭とその友人・友崎は一時的に勇介の家に居候をしていた。女性のいる生活に充足感で満たされていた勇介をよそに、彼女たちはすぐに新しいアパートに移ることとなる。引っ越しの前夜、勇介は思わず圭を抱きしめ…!? 関係が修復しつつあったふたりだったが、その夜をきっかけに勇介と圭は再び気まずい状態になってしまう。そんな中、勇介のもとにおじからの帰国の知らせが届く―。
つかの間の同居生活を再開した勇介と圭だったが、思い描いていたような楽しい生活にはならず家の中には重い空気がただようのみ…。 お互いこれ以上どうしようもできず、ふたりは「いい友達」になることを決めた。勇介と圭は一緒に病気で寝込む杉村のもとに見舞いに訪れる。ふたり揃っての来訪に杉村は時の流れを感じるが、一方その時圭は、勇介と杉村の様子に嫉妬を感じていて…!? もつれた男女の群像劇、ついに完結!