「どうして今になってわかるの? 私、姫野くんがこんなに好きだったんだ…」ようやく自分の本当の気持ちに気づいたキヨコ。一緒にいた時間も、キラキラした彼の笑顔も本当に大好きだったのに。でももうすべてが遅くて……。
「私と姫野くんは付き合っていますから」自分たちの恋人関係を怪しむ大倉に、キヨコは嘘を貫きとおす。だが『偽の』『嘘の』恋人関係を続けることに、キヨコはモヤモヤした焦りを感じ始めていた。それは姫野にとっても同じで――。
「僕たちの関係を、一度ここで解消させてください」姫野からの言葉に、キヨコは激しく動揺する。自分たちは上司と部下で、私は彼を護らなきゃいけなくて……。ずっと一緒にいられた『理由』を思い返すキヨコの目からは、涙があふれて――…。
失恋を悲しむキヨコは、気分転換で久しぶりに実家に帰り、明るい妹弟や両親から元気をもらう。でも母親だけは、無理して笑顔を作るキヨコの気持ちに気づいているようで……? そんな中、キヨコに新たな出会いが――?
新進気鋭のデザイナー・仙浪昴流(せんなみ・すばる)と出会ったキヨコは、失恋話を聞いてもらい、少しだけ元気を取り戻す。姫野ことはまだ忘れられないけれど、少しずつ傷が癒えてくれれば……。だが、姫野に大手企業への出向話が浮上して――?
「僕は今でもキヨコさんのことを――」大事な部下である姫野の将来を思い、大手企業・ミラク社への出向を上司として推薦するキヨコ。これで本当に離ればなれになってしまうのかも……。一方の姫野も、まだキヨコのことを大切に思っていて……?
「花が咲いたら一緒に見ましょう」とキヨコと約束していた姫野の『月下美人』の鉢植えは、元気をなくしてお花屋さんの診察へ。一方、大手企業・ミラク社への出向を迎えた姫野は、初日からトラブルに巻き込まれてしまう。そこへ、新たな“プリンセス”が登場して――!?
出向先のミラク社で姫野が出会った椎原風吹(しいはら・ふぶき)には、実はずっと秘めた想いを抱く人がいた。普段はしっかり者の椎原だが、ひょんな出来事を経て、姫野にだけ内緒の想いを共有することに――。
「失恋は、おれもバチバチに引きずってんじゃない? …たぶん今も」好きになってはいけない相手に恋してしまった。キヨコと仙浪、『騎士(ナイト)』たちの夜の恋バナ会が始まる…!?
似た物同士のキヨコ&仙浪と姫野&椎原は、自分たちのままならない恋心に思いを馳せる。仙浪との飲みの席で思わずお酒が進んでしまったキヨコは、酔いつぶれてしまい…?「少しは警戒心とか、持っといたほうがいいんじゃねーの?」果たしてオトナたちの夜の行方は…!?