貴成と結婚する弥子の荷物を届けに、弟の一弥が軽井沢にやってきた。一弥に関心を寄せる絵里は、やがて一弥の心の底にある闇を知ることになる。同じころ耕平の愛人であった縁が結婚するという噂が広まる。しかもその相手が純生だというのだ。真偽を探る耕平たちは、それが舞の務める喫茶店の改装話に絡んだ詐欺であることを知り、やがてそれは一弥をも巻き込んだ暴力団抗争にまで発展していく…。
カメラマン・相沢耕平とイラストレーターの松沼純生は、会社を辞め金が底を突いたため、純生の姉・薫が住む軽井沢の別荘へ。さっそく津野田絵里にフラれた純生をよそに、耕平は薫と関係をもち、自身が初代総長を務めた暴走族「DEEP」と因縁をもつ久遠寺紀子(ノン)とも深い仲に…。80年代軽井沢を舞台に繰り広げられる無邪気な若者たちの伝説的青春群像! 二代目総長・恩田二郎、喫茶店「ら・くか」のマスター蓑輪貴成と妹のみるく、ノンの親友・木下久美子、そして吉沢まなみなど主要人物が一堂に会する。
ノンに妊娠の疑いが…。さらに時を同じくして薫にも妊娠が判明する。ロス生まれの母親をもち、兄弟を母の流産で亡くしている耕平は、妊娠という事実と自分の夢を天秤にかけて人生のケリをつけようとする。その騒動が落ち着いた頃、みるくとヨリを戻したはずの二郎がノンに惚れたことを耕平に告白。そうとは知らぬ絵里はそんな二郎に恋心を伝える。そして貴成までもがお見合いを決意。軽井沢の人間模様はより複雑になっていくのだった。