自閉症児・ユウタの母親・友美は地域の理解を得られていく中で、いまひとつ夫が育児に協力的でないことに不満を持っていた。友美はこれまで尻ごみしていた夫を強引に勉強会に連れて行った。勉強会で見た夫の熱心な視線は友美には意外なもので、さらにそのあとの障害児の父親たちとの交流を経て、夫の意識が大きく変わるのを実感した。夫の態度が変わり、友美は、これまでにない心強さを感じていた──。
脇坂友美は難産の末に元気な長男・ユウタを出産した。ユウタが1歳になった頃、友美はユウタが名前を呼んでも振り向かない、自分たちの顔を見ようともしないのに不安を感じるようになった。看護師である友人に勧められ、専門の医療機関で診察をしてもらったところ、ユウタは「精神遅滞を伴う小児自閉症」と診断された──。自閉症児の成長と母子の絆を描く感動の実体験コミック!!
自閉症児の長男・ユウタの母親・脇坂友美は、市役所の相談員と話し合い、ユウタを知的障害児のための通所施設「赤い実学園」に通わせることに決めた。施設での単調な「訓練」に疑問を感じつつ、水に興味があるユウタをスイミングスクールに入れたことで、「赤い実学園」の訓練の中からの学びとは違うユウタの成長を感じるようになった友美は、次第に「自閉症児の教育」について考え始めた。