畳谷七人衆、その黒幕の万華教を殲滅したおたすけ組に休息はない。次なる敵は機械(からくり)人形を操る不知居(しらない)一族だ。いわば巨大扇風機の大風君、鎌を飛ばす鎌切郎、一見するとタコ坊主の夢皆斎と次々現れる機械人形に対抗するため、おたすけ組の頭脳担当・金吾郎は巨大栓や炸裂弾射出機などの新兵器を開発。しかしながらいまひとつ信頼性に欠けるため、おたすけ組の苦境は続く。そうこうしているうちに第三勢力の血達磨党が、「換身図巻下ノ巻」を奪おうと抗争へ割り込んでくる。
時は江戸時代。忍者いらずの太平の世に、仕事にあぶれた火種の小助、かんざしお水、お花見風丸らは、口入屋の三太夫の元で「日雇忍群おたすけ組」として持ち込まれる厄介ごとの解決にあたっていた。そんな折、ある仕事で恨みを買ったおたすけ組は般若党・おどりの夢丸につけ狙われ、その件が片付いた後、公儀隠密・捌足半蔵の命で将軍暗殺をもくろむ朧谷三人衆を倒すことになる。二頭身のコミカルキャラが、軽快ながらブラックなギャグバトルを展開する、たがみよしひさ作品の中でも異質な作品。
夢丸が手助けすることで、少しはましになったかに見えるおたすけ組。南蛮妖術使いのガマ忍者、風魔の首領・小太郎、ニセ小助を倒すなどの活躍を見せるが、実際は相手の自滅という、運任せのところは相変わらずだ。そんなおたすけ組の前に謎の宗教団体・万華教が放った畳谷七人衆が立ちはだかった。先兵の変化使い・卑屈甚内と鋼鉄の体をもつ刀閂坊は、夢丸の機転もありからくも撃退。しかし、ボロ布、垢、病原体、糞や涙を武器とする妖しげな忍者が次々と襲いかかり、おたすけ組は窮地に陥る。