女のボボに魅せられたウタは若い女の家に忍び込み、その絵を一心不乱に描き続ける。玉は遊郭に火をつけた犯人だと男に見抜かれ、長屋を出てしまう。タカは極悪人になるために人を切ることを決意する。しかし、殺した相手がいつまでも目の前から消えずおかしくなってしまう。ついには、舌が二つに分かれた男にタカは殺されてしまうのだった。
ウタは歌として生き、今ではもう大人になった。おのぼりさんを捕まえては遊郭の案内をしてお金をもらっていた。歌は自分の絵をみなに認められたいが、彼が描いた人はたちまち不幸になってしまう。彼の絵は真実の姿を映し、不幸をさらけ出してしまうのだった。遊郭一美しい女は歌に絵を描かせたところ、温泉の原液に身を焼き、死んでしまった。
歌は河原で心失った玉と再会した。そしてタカを殺した、舌が二つに分かれた男を見つける。歌はその男を後を追い、何人も人を切るところを見てその男の絵を純粋に描きたくなった。自分の家に男をかくまうと、その男にタカの幽霊が憑りついた。タカと玉の絵を描くと男は死に、疲れた歌は眠りに落ちる。起きた歌と玉の目の前には、驚くことに河童が現れたのだった。