ウタは歌として生き、今ではもう大人になった。おのぼりさんを捕まえては遊郭の案内をしてお金をもらっていた。歌は自分の絵をみなに認められたいが、彼が描いた人はたちまち不幸になってしまう。彼の絵は真実の姿を映し、不幸をさらけ出してしまうのだった。遊郭一美しい女は歌に絵を描かせたところ、温泉の原液に身を焼き、死んでしまった。
河童の写楽は歌のマネージャーをすると言い出し家に住みつくことになった。写楽は被写体として紺という美しい女を連れてきた。歌は心を失った玉を医者に診せるために紺の絵を描き続ける。しかし、紺は写楽がよこした化け狐で、歌と玉の体に乗り移り人間になろうと企んでいた。ついには玉に狐が乗り移ってしまう。しかし、玉は完全には乗り移られず、不安定な状態になる。歌は玉を連れて、長屋の女親方とともに玉の村に向かうのだった。
歌と親方は玉の村へと到着する。しかし、玉の両親のしゃれこうべは河童の写楽が持ち去り、歌が逃げ出した忍びの里に向かったのだった。写楽を追いかけ、忍びの里につくと死んだ忍びや田井乱土が二人に襲い掛かってくる。死闘を切り抜けるも、歌は三途の川を渡る玉を一人にできず、玉に付き添い魂を河童に食べられてしまう。江戸にもどった三人だったが、玉は彼女の心を失わせた男に殺されてしまうのだった。