「夫婦として“仲良く”するんだろ? …じゃあ始めるか、初夜――」
イジワルな口ぶりのくせに、
私に向ける視線、触れる手はどこまでも甘く優しくて――…。
実家の旅館を継ぐために数年ぶりに田舎に戻ってきた三花。
しかし不況に勝てず、旅館の経営は風前の灯…。
そんな時、老舗旅館「夏目庵」に旅館を買収されることに。
建物の存続、従業員の継続雇用と好条件だったが、
その買収の条件は三花が夏目家に嫁ぐこと。
夏目家の長男とは気心知れた幼なじみということもあり、
「ラッキー!」くらいに思っていたら、なんと相手は大嫌いな次男・龍二だった!!